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2009年9月10日のブックマーク (6件)

  • 【新型PS3分解その8】ようやくメイン基板に到着

    新型PS3の筐体内上部あった冷却機構や電源モジュール,BD装置の3ユニットを一通り分解し終え,いよいよメイン基板を取り出す。メイン基板は,シールド用と思われる2枚の金属板で上下を挟まれている。その様は,メイン基板という「あんこ」を金属製の皮で挟んだ最中のようである(図1)。 2枚の金属板のうち,上側の金属板は,大小の穴が数箇所空いている。中でもマイクロプロセサ「Cell」やグラフィックスLSI「RSX」の上側にあたる部分は金属板が大きく切り取られている(図2)。消費電力が大きくて熱源となる箇所をヒートシンクによって効率良く冷却するための処置である。 さっそく2枚の金属板を外してメイン基板を取り出す(図3)。基板上に目立つのはCellとRSXである。Cellは今回の新型PS3で従来の65nm版から45nm版に変更された。今回のPS3が薄型・小型化でき,消費電力の低減できたのは,45nm版Ce

    【新型PS3分解その8】ようやくメイン基板に到着
    shrk
    shrk 2009/09/10
  • 【新型PS3分解その7】小さくなったBD装置

    今度は新型PS3のBlu-ray Disc装置の分解に着手する(図1)(分解その6)。従来のPS3と比べて小さくなっている(図2)。 さっそく装置を手に取り,分解しようとする技術者たち。装置上側と下側にある金属カバーをはがす。 「こなれた設計になってきましたね」 と,BD装置の制御用のLSIなどを実装してある小型基板を見たある技術者がつぶやく。実際,制御LSIの数やコネクタ,受動部品など小型基板上の部品点数が減っている。この技術者によると,CDやDVDの普及過程と同じような段階を踏んでいるという(図2,3)。 今回のBD装置の光ピックアップは,BD用の対物レンズと,CD/DVD兼用の対物レンズを1枚ずつ,別々に装備する(図4)。発売当初のPS3のBD装置は,BD/CD/DVD兼用の対物レンズ1枚だけを用いる光ピックアップを採用していた(Tech-On!関連記事)。2枚レンズの光ピックアップ

    【新型PS3分解その7】小さくなったBD装置
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    shrk 2009/09/10
  • 【新型PS3分解その6】電源モジュールを分解,放熱フィンにこだわりを発見

    新型PS3の分解はまだ序盤だ。今度は,体から取り外した電源モジュールの分解を試みる(分解その5)。電源モジュールは,内部構造の変化に伴い,細長い形状をしている(図1,2)。従来機種では,上から眺めると,正方形に近い形状をしていた。 分解を試みるが,なかなかモジュール筐体が開かない。接着剤などで接続されているわけではないのだが,上部と下部の筐体がしっかりとくっついて離れない。そこで,わずかに出来た隙間にマイナス・ドライバーの先端を入れてこじ開ける。開かれると,台湾Delta Electronics社のマークが記載された電源基板が出てきた(図3)。 「おおー,おもしろいですね」。分解された電源を手に取り,しばらく眺めていた電源系の技術者が小さく叫ぶ。電源回路にその特徴があるのかと思い,たずねると, 「この放熱フィンの形状ですよ」 と指差す。 モジュール筐体は横から眺めると,上部は曲がっている

    【新型PS3分解その6】電源モジュールを分解,放熱フィンにこだわりを発見
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    shrk 2009/09/10
  • 【新型PS3分解その5】「高機能で低コスト」組み立て工程の簡易化を進めた冷却部

    新型PS3(CECH-2000A)の分解は,冷却機構とBlu-ray Disc(BD)装置,電源モジュールを取り外し,メイン基板を取り出すところまで来た(分解その4)。メイン基板の検討に入る前に,新型PS3の冷却構造に関しての技術者のコメントをまとめておく。 技術者によると,新型PS3の冷却機構の最大の特徴は「高機能で低コスト」(熱設計技術者)と思われる点という。分解に立ち会う技術者からは,従来機に比べ「小さくなった」「すっきりした」という感想がたびたび出てきた。冷却モジュール自体も個別の調整を省き,組み立て工数を減らす設計が徹底しているようだ。高機能の追求が最優先だった初代PS3に比べると,高機能ゲーム機向けの冷却性能は維持しつつ,初期段階から設計を練り上げた形跡が随所に見られるという。 PS3体を開けると,ファンとヒートシンク,ダクトを一体化した冷却機構が目を引く。ダクトは電源モジュ

    【新型PS3分解その5】「高機能で低コスト」組み立て工程の簡易化を進めた冷却部
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    shrk 2009/09/10
  • 【新型PS3分解その4】ついに分解を開始,内部構造はシンプルに

    いよいよ新型PS3(型番:CECH-2000A)の分解を始めた(分解その3)。まずはHDDを取り出す。表面に張られたシールから米Hitachi Global Storage Technologies, Inc.(HGST社)製と分かる(図1)。続いて筐体上面と裏面のビスを取り外していく。従来機種のような,半透明な光沢のあるカバーはない。この辺りからも新型PS3における低コスト設計が垣間見える。 「従来機と比べてずいぶんとシンプルになっている」。上側の筐体を外し,内部を見た技術者がつぶやいた。確かに,冷却機構とBlu-ray Disc(BD)装置,電源モジュールがきれいに並べられている(図2)。従来機種では,冷却モジュールは筐体の下側に配置されており,その上にメイン基板,さらにその上にBD装置と電源モジュールなどを載せるサンドイッチ型の構成だった。新型では冷却モジュールの小型化に伴い,BD装

    【新型PS3分解その4】ついに分解を開始,内部構造はシンプルに
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    shrk 2009/09/10
  • Engadget | Technology News & Reviews

    How to watch NASA's first Boeing Starliner crewed flight launch today (scrubbed)

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    shrk 2009/09/10