政府は、来年、三重県で開かれる「伊勢志摩サミット」で使用するロゴマークの選定に当たる審査委員の懇談会を開き、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回された問題を踏まえ、慎重に審査を進めていくことを確認しました。 このなかで、世耕官房副長官は、7年前の北海道洞爺湖サミットの際、ロゴマークを考案した近藤敦也さんが難病を抱えながらも夢をかなえ、デザインの仕事をしていることを紹介し、近藤さんを審査委員に加えることが提案されました。 このあと、懇談会では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回された問題を踏まえ、委員から「子どもたちが応募するので、混乱がないようにすべきだ」などという指摘が相次いだため、慎重に審査を進めていくことを確認しました。ロゴマークの応募締め切りは、今月25日で、政府は、年明けにも使用するロゴマークを決定することにしています