オフィスや家庭に置かれている観葉植物の代わりに,小型の植物工場を置いてみませんか――。農業のためではなく,屋内に自然な雰囲気を醸し出すために使うという目先を変えた提案が,「第3回 次世代照明 技術展」(2011年1月19~21日,東京ビッグサイト)において関心を集めていた。理研電具製造などが共同出展した。
The Polaris Dawn crew is back on Earth after a historic mission
パナソニック セミコンダクター社は,6700万色のLED表示ができる3チャネルのLEDドライバ「AN30259A」を開発し,2009年4月にサンプル出荷を開始する。6700万色のLED表示は,LED駆動電流の最大値を4段階に設定できる機能に加えて,3チャネルそれぞれを8ビット(256段階)の分解能で独立に電流設定できる機能を備えることで実現した。3チャネルに赤,緑,青のLEDを用いた場合,6710万8864色の表示ができる。携帯電話機など電子機器のイルミネーションを表示するためのLEDに向ける。同社によると,これまでのLEDドライバは,210万色までしか表示できなかったという。
図2 間接照明用LED照明器具「iW Cove Powercore」。直流電源装置を内蔵する。外形寸法は305mm×39mm×51mm。駆動電圧は交流100〜240V。 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは,照明関連の展示会「ライティングフェア 2009」(2009年3月3~6日,東京ビッグサイト)において,LEDやHIDランプの新製品などを中心に出展する。展示ブース内を大きく四つのゾーンに分け,用途や目的に応じてアプリケーションを想定した展示を行う。 洋服店を模した「AmbiScene」ゾーンでは,LED照明を使って店内の雰囲気を変えることを提案する。ハンガーの架け替えによってLEDの色が変わる仕組みだ。スーパーマーケットを模した「Green Store」ゾーンはLEDを使った省エネ効果を強調する。冷蔵ショーケース用ライン照明やダウン・ライト,スポット・ライトなどを展示する。「HO
東芝ライテックは,テレビ・スタジオなどに向けて,LEDを利用したスポット・ライト「AL-LED-FS-6」を発売する。消費電力は100Wで,500Wのハロゲン電球を使用したスポット・ライト相当の明るさを実現したとする。平均演色評価数(Ra)は85。色温度は5500Kである。照射光に熱線や紫外光をほとんど含まないため,照射される人が暑さを感じることがなく,被照射物の退色もないとする。ハロゲン電球は照射光に熱線や紫外線を含むため,照射される人が暑さを感じたり,被照射物が色あせることがあったという。
エレクトロニクス関連の市場調査を手掛ける米iSuppli Corp.は,LEDの世界売上高が2009年に2.9%の成長を遂げるとの予測を発表した。2008年の成長率10.8%を下回るものの「半導体市場が減速する中で成長基調を維持できるのは注目に値する」(iSuppli社senior vice presidentのDale Ford氏)。 成長をけん引するのは液晶テレビのバックライト用途である。iSuppli社によれば,2009年の液晶テレビ向けLEDの売上高は2008年の5100万米ドルに対して3倍超の1億6300万米ドルになる見込み。2012年には14億米ドルまで拡大するという。iSuppli社テレビ部門の主席アナリストであるRiddhi Patel氏は「米国で開催された『2009 International CES』で,テレビ・メーカー各社は筐体の薄型化とLEDバックライト採用という液
パナソニック電工は,同社のLED照明装置「PSL=Permanent Solid-state Lighting」が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の開発する国際宇宙ステーション(International Space Station:ISS)用補給機「H-II Transfer Vehicle(HTV)」に採用されると発表した(発表資料)。同照明装置は2010年以降に打ち上げられるHTVに順次使用される見込み。パナソニック電工は,2009年夏ごろからJAXAへの納入を開始する予定である。同社によれば,宇宙船内の照明としてLEDが採用されるのは世界で初めてという。 今回採用が決まったLED照明装置は,十分な強度を持つLEDパッケージを採用し,周辺をシリコーン材で充填する。これまで宇宙船内の照明として使われていた蛍光灯は,ガラス管や水銀を使用しているため,破損の際のガラスや水銀の飛散という課題
ストーリー by nabeshin 2008年10月15日 19時03分 まもなく開演です。照明をお切りください 部門より LED照明器具に可視光線通信機能を組み込み、無線アクセスポイントとして利用するための研究を行うプロジェクト「Smart Lighting ERC(Engineering Research Center)」が米国で発足した(EE Times Japanの記事)。このプロジェクトは10年間にわたって実施される予定で、米国立科学財団から1850万ドルの資金提供を受ける。 このプロジェクトはIT機器とLED照明器具との間で可視光線を使った通信を行うための技術を確立するのが目的で、さまざまな組織の研究者が参加している。可視光線通信の原理はリモコンなどで採用されている赤外線LEDを使った光通信と同様のもので、複数の変調方式を実験によって評価した結果、データ転送速度が900kHzを
米Philips Lumileds Lighting Co.は,歯科機器を手掛けるブラジルGnatus社が白色LEDを搭載した歯科照明を開発したと発表した(PDFの発表資料)。白色LEDにはPhilips Lumileds社の「LUXEON K2」を用いたという。同時にGnatus社は,歯科照明に従来のハロゲン・ランプを搭載した場合と白色LEDを搭載した場合の明るさや消費電力,寿命といった性能の違いを明らかにした。 同社によると白色LEDを五つ搭載した歯科照明は3万5000lm/m2の光束を得られた。これはハロゲン・ランプを使用した場合に比べて40%も明るくなったという。消費電力は白色LED使用時の方が60%少なく,寿命はハロゲン・ランプ搭載時が3~6ヶ月であるのに対して,LED搭載時が12~25年と長い。このほか,LEDはハロゲン・ランプ搭載時と異なり反射鏡を不要にできるため,照明器具を
サンケン電気は,超薄型の大型テレビに適用できるエッジ・ライト型のLEDバックライトを開発した。赤(R)と青(B)に高輝度LED,緑(G)に紫外線LEDと蛍光体を組み合わせ,高い発光効率のマルチチップLED発光ユニットを開発,これを導光板の1辺のみに配置した。46型と52型液晶パネルに適用し,額縁を最大でも23mmと狭額縁化した。
アルプス電気は,フォトニック結晶構造を採用して光束を約42%高めたGaN系LEDを開発し,「ALPS SHOW 2008」(2008年9月25~26日)に出展した。発光波長は510.7nmと,やや青みがかった緑色である。LEDの表面全体に,直径800nm,深さ750nmの穴を1000nmピッチで配置し,フォトニック結晶構造を形成している。順方向電流20mA,電圧+3.8V印加時の光束は1.41lmである。フォトニック結晶構造を設けない場合は同じ印加条件で0.99lmだった。LEDのチップ寸法は幅0.35mm×長さ0.7mm×厚さ0.1mm。この中でフォトニック結晶の領域は0.2mm×0.2mmである。
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