米iSuppli Corp.は,車載用MEMSセンサの世界出荷数が2006年から2012年に倍増するとの予測を発表した(発表資料)。同社によれば,2012年の車載用MEMSセンサの世界出荷数は9億3570万個に達する見通し。2006年の出荷数は4億7420万個で,2012年までの年平均成長率は12%になる計算だ。車載用MEMSセンサの売上高は2012年に21億米ドルとなる見込み。2006年の13億米ドルから,年平均8%ずつ増加すると予測する。 米国と欧州において,車載用MEMSセンサ市場の成長を牽引するのは,走行性に関する規制の導入という。これらの規制は,道路上での安全性の向上や燃費の向上につながる横滑り防止装置(electronic stability control:ESC)システムやタイヤ空気圧監視システム(tire pressure monitoring systems :TPMS