電気通信大学の西研究室と谷電機工業は,デジタル・カメラやビデオ・カメラの手ブレを計測し,手ブレ補正機能を評価するシステムの高性能版を開発した。1/500~0.5秒のシャッター速度範囲で,最大64点の時間分解能で手ブレの測定・評価が可能。従来のシステムは,動画のテスト・パターンを液晶ディスプレイで表示していたため,その画面更新速度である60Hzが時間分解能の上限となっていた。新たに開発した専用のLEDディスプレイを利用して,測定能力を向上した。
キヤノンは25日、都内で「キヤノンのAF技術~カメラから放送用レンズまで~」と題したマスコミ向けセミナーを開催した。同セミナーはキヤノンが出版社などを対象に定期的に行なっているもので、同社の技術について担当者が解説するもの。これまでにレンズ技術やカラーマネジメントシステムなどのセミナーを行なっている。 今回のセミナーではAF技術をテーマに、EOSと放送用レンズのAFシステムについて説明を行なった。 ■ AFセンサーなどの独自開発が強み EOSのAF技術を説明したのは、キヤノンカメラ開発センター所長の大原経昌氏。まず代表的なAF方式として位相差検出AFとコントラスト(ボケ)検出方式AFの違いを説明した。 位相差方式は、撮影レンズの違った場所を通った2つの像をAFセンサーで捉え、ピントのずれ量をAFセンサー上の像の距離の違いとして認識するもの。その距離を測定することで、どの方向にどれだけレンズ
米ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)のコンピューティング学部(College of Computing)では、デジタルカメラおよびビデオカメラによる盗撮行為を防止可能な新システムの研究開発が進められている。 同大学のGregory Abowd助教授が率いる研究チームのもとで完成した新システムのプロトタイプは、プロジェクタ・センサ・発光装置・PCなど、すべて市販の機器を組み合わせて作られているとされる。警戒対象に指定された特定エリアをスキャンして、デジタルカメラなどに用いられるCCD(画像処理センサ)の反射率や形状を検出。エリア内で検出が行われると、CCDに向けて白色レーザーを飛ばし、画像の撮影阻止を試みる仕組みになっているという。 左から、新システムの研究開発に携わるJay W. Summet氏、James R. Clawson氏、Greg
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