OpenVZプロジェクトは13日(米国時間)、サーバ仮想化ソフト「OpenVZ」がPower 64プロセッサに対応したことを明らかにした。同プロジェクトのWebサイトでは、仮想化機能が有効なPower 64版Linuxカーネル2.6.16のバイナリ、およびソースコード一式が公開されている。 今回実施されたPower 64のサポートにより、OpenVZが対応するプロセッサはIntel x86、x86_64、IA64と合わせた計4種となる。PowerPC 64への移植について、OpenVZプロジェクトのリーダーのマネージャを務めるKir Kolyshkin氏は、"Power 64プロセッサへの移植作業は単純で、OpenVZソフトウェアのポータビリティを実証できた。ハイパーバイザーに基づく仮想化技術とは異なり、OpenVZのコードの95%はプラットフォームに依存しないため、異種アーキテクチャへの