米IBMは10月11日(現地時間),同社のメインフレーム「System z9」のエネルギー消費データを実測したことを明らかにした。2007年8月と9月にかけて,同社の顧客企業が使用している約1000台のSystem z9からデータを収集した。その結果を分析したところ,System z9が最大エネルギー消費量として公表している数値の60%弱であったという。詳細なデータは,今後公開する予定である。 IBMが顧客企業から収集したデータは消費電力と温度である。System z9に電力計測用ソフトウエアを導入したほか,きょう体に温度センサーを取り付けて,計測した。これらは現状のSystem z9には実装されていない機能である。「時期は未定だが,今後リリースする予定」(日本IBM広報)である。 同社がこのような情報を公開したのは,カタログ・スペックの数値と実際の使用時のエネルギー消費量が異なる実態があ
2007/10/12 SNSサービスの雄mixiは、NIFTY-Serveの末期に似た状態にあるのではないか。NIFTY-Serveというのは、ニフティが提供するISPおよびWebサービスとしての@niftyの前身であるパソコン通信ホスト局のことだ。パソコン通信時代の最大手だった。 2002年にFriendsterの登場で始まったSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)ブームは、国や言語の違いで分断されているとはいえ、それぞれ版図が固まった感もある。 しかし、それは見ようによってはパソコン通信時代末期の、大手ホスト局の群雄割拠に似ている。「ホスト局」というのは、今でいうISPのようなもので、利用者は、それぞれのホストを提供する事業者と契約し、特定の電話番号にダイヤルアップ接続することで掲示板やチャットルームなど個別のサービスを受けることができた。そうしたホスト局としては、米国にはCom
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