米国Red Hatは12月4日、メッセージング/リアルタイム/グリッド機能を統合したソフトウェア「Red Hat Enterprise MRG(Messaging、Realtime、Grid)」を発表した。同ソフトはLinux OSにリアルタイム処理機能を追加するもので、メッセージングやトランザクションの高速処理ニーズが高い金融サービス業界を中心に提供していく構えだ。 MRGは、2008年初めにサブスクリプション・ベースで正式出荷される予定。近くパブリック・ベータ版が公開される予定で、オンライン登録をすれば ベータ版 を入手できる。 MRGは、IBMの「MQSeries」やTibco Softwareの「Tibco」といったメッセージング・ミドルウェアと同様の役割を果たす。加えて、リアルタイム機能やタスク割り当て機能、処理能力割り当て機能により、ミドルウェアの機能拡張を実現するという。 R