タグ

日本とメモ書きに関するsizukanayoruのブックマーク (32)

  • 長期的関係の呪い - 池田信夫 blog

    きのうの記事の続きだが、日の自殺率がなぜこれほど高いのかというのは、かなり深刻な問題だ。それが「失われた20年」に増えたことから考えても、いま日社会が直面している変化を象徴しているように思われる(テクニカルで長文)。 基的な原因として自殺を名誉ある行為とする文化があり、経済的な苦境や高齢化による病気が増えたことも事実だろう。しかし時系列データでみても、1990年から10年ほどの間に1.5倍にも激増したのは、ただの不況や失業の問題とは思えない。興味あるのは、主要国の中で韓国の自殺率が日と並ぶ高さになり、しかも同じように90年代以降、急増していることだ。以前の記事でも書いたように、日韓国は「双子国家」であり、両国には相違点が多いが共通点も多い。似ているのは、日の系列や韓国の財閥に代表される長期的関係によるガバナンスが崩壊しつつあることだろう。 囚人のジレンマから協力が発生する

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/08/24
    『近代以降の日本では、市場での取引と組織内の長期的関係が併存し、後者においては評判メカニズムが有効性を持ち続けた』『原因は中間集団の自律性やメンバーの同質性が高かったためだと思われる』( ..)φメモメモ
  • 次世代のリーダーを育む仕組み - Chikirinの日記

    は急激な変化を嫌う国と言われます。確実に変わりつつあるとは思いますが、そのスピードは驚くほど遅いです。 一方、変化スピードが速いと言われるアメリカでも、リンカーンの奴隷解放宣言が1862年、初の黒人大統領実現が2009年ですから、その間は147年かかっています。 そのオバマ大統領の誕生を見ていて思ったのは、「次世代リーダーを育てる仕組みの重要さ」です。アメリカにとっても黒人の大統領を生み出すのは簡単なことではありません。でもそれが実現したのは、長期間かけて様々な仕組みを社会に埋め込み、最終的な結果に結実させるための“母体”を我慢強く養ってきたからです。 まず彼らは建前としての人種平等思想を、教育現場や社会の前線で常に高く掲げて徹底してきました。「スローガンだけで何が変わる?」と言う人もいますが、「あるべき姿」を皆が声高に叫び、学校で繰り返し教え、社会の前線で常に確認する。これだけでも世

    次世代のリーダーを育む仕組み - Chikirinの日記
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/06/23
    『オバマ大統領が日本に出現しないことを嘆く必要はない。オバマ大統領を実現させる“土壌”や“仕組み”がそもそも存在しない現実こそ、私たちが深刻に憂うべき点ではあるまいか?』( ..)φメモメモ
  • “あるべき論”が生み出す不幸 - Chikirinの日記

    社会というのは長く続く中でそれぞれ固有の“前提”を作り上げる。 “規範”と呼んでもいい。 「こうあるべきだ」「こうなのだ」という社会共通のルール、思想、考え方、みたいなものをどの国も有している。 そしてそれらの規範を前提にして、社会の諸制度は設計される。 なんだけど、実際には社会にはいろんな人がいる。 多数派が作り上げた前提に合致しない少数派の人にとって、それらに基づいて作られた社会制度の中で暮らすのは楽なことじゃない。 ★★★ また、時代に応じてもともとは少数派だった人が多数派になることもある。 基的には経済的に豊かになればなるほど、人の嗜好は多様になり、少数派の合計割合はどんどん大きくなるわけで、つまり「社会が前提とすべき考え方」は来は少しずつ、けれど、確実に変化していく。 ところが「社会のあるべき論」やそれに基づいて設計された「社会制度」が変わるスピードは、現実が変わるスピードよ

    “あるべき論”が生み出す不幸 - Chikirinの日記
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/06/03
    私は、新しい状況に立ちすくんでしまい、思わず思考停止したくなる。世間の大多数の人に、悪意はない。
  • 霞ヶ関の権威と権力 - 池田信夫 blog

    民主党の鳩山新代表の公約をみて驚いた。最初にかかげられている最重点項目は「霞が関から市民への大政奉還」である。もののたとえだろうが、21世紀の政策にこういう儒教思想が出てくるのは、彼の官僚機構についての認識の甘さをうかがわせる。 大政奉還という言葉は、勤王派の「王政復古」の思想に対応する。儒教では「王道」に対して、武力で政権をとる「覇道」を邪道と考え、特に日では万世一系の天皇が征夷大将軍を任命したと考える。いわば天皇がプリンシパルで幕府はエージェントだから、後者が前者の意に沿わない場合は解任するのは当然、という発想だ。ここで「奉還」されるのは天皇から委任された権力であって、鳩山氏が想定している国民主権ではない。 これは単なるワーディングの問題ではない。このようにして奉還された天皇の大権が、明治以降の官僚機構のよりどころだったからだ。鳩山氏がこのような日の官僚機構の儒教的な性格に無自

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/05/23
    『法律の建て前では、立法府に従属する行政府でしかないが、実態は政策立案や立法の機能を兼ね備えた非公式の最高権力である。』( ..)φメモメモ
  • 留学生が採用されない理由 - Joe's Labo

    留学生のエンジニア採用が低調であるとの調査結果。 新刊でも触れていることなので、簡単にフォロー。 留学生、特にアジアからの留学生受け入れについては、国も重要性を認識して いろいろと支援策をとっている。高等教育の質は、競争と多様性によって磨かれることは この分野におけるアメリカの一人勝ちの状況を見れば明らかだからだ。 グローバリゼーションの進む中、高等教育の重要性はますばかりだ。 と、ここまではいい。問題はここからで、当の日企業の側がいまひとつ採用に乗り気 ではないのだ。大きく分けて、理由は2点。 まず、留学生と企業の労働観の違いが大きい。 日企業、特に製造業は保守的な傾向が強く、今でも終身雇用至上主義な風土を 残している企業が少なくない。要するに、新卒で学校推薦で入社して、30年以上 滅私奉公して、最後は「わが生涯に一片の悔いなし」と言ってくれるような 若者が理想なわけだ。 当然、そん

    留学生が採用されない理由 - Joe's Labo
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/04/17
    『学ぶことそれ自体に年齢は関係ない』( ..)φメモメモ
  • 貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現 - 情報考学 Passion For The Future

    貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現 一般に最低限必要と思われる生活費の水準を貧困線と呼ぶ。OECDの計算では日貧困線は一人暮らしなら約150万円、二人家族212万円、三人家族259万円、四人家族300万円。日貧困率は14.9%。現代日では7人に1人くらいが貧困層に所属しているそうだ。特に若者と単身女性の貧困が目立つ。一億層中流という前提はとっくに崩れ去っている。 このに引用されている「民間サラリーマンの給与階級別人数分布」によると、21世紀になって年収500万円から1000万円の中流サラリーマンが急減し、300万円未満の層が激増している。伝統的な労働者階級の収入に満たない「アンダークラス」層が就業者全体の22.1%をも占めるようになった。一方、資家階級とホワイトカラーのエリート層は接近している。かつての総中流層が上下に引き裂かれた形である。 この格差拡大から利益を

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/03/07
    『著者はこうした格差拡大は政府や財界が「機会の平等」を推し進めすぎた結果だと指摘する。(略)能力競争を勝ち抜くために必要な教育を受ける機会は親の世代の経済力に左右される』( ..)φメモメモ
  • テクノロジー : 日経電子版

    遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/01/23
    『「水が半分入ったコップ」と同じで、受け止め方次第である。「半分しか満たされてない」と考えるか、「まだ半分も空いている」と考えるか。』( ..)φメモメモ
  • 大統領就任演説を読んで - 内田樹の研究室

    20日、バラク・オバマが第44代アメリカ大統領に就任した。 その就任演説を読む。 そのまま英語の教科書に使えそうな立派な演説である。 アメリカという国が「もともとある」共同体ではなく、国民ひとりひとりが自分の持ち分の汗と血を流して創り上げたものだという考えが全体に伏流している。 その建国にかかわった人々への言葉が印象的である。 For us, they packed up their few worldly possessions and traveled across oceans in search of a new life. 私たちのために、彼らはわずかばかりの身の回りのものを鞄につめて大洋を渡り、新しい生活を求めてきました。 For us, they toiled in sweatshops and settled the West; endured the lash of th

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/01/23
    『日本はまず比較原器となる「他国」を決める。それから、「それに引き換えわが国は・・・」というかたちで自己規定を果たす。』( ..)φメモメモ
  • 足元を見よ - 内田樹の研究室

    ジブリが出している「熱風」という雑誌がある。 そこに宮崎駿が2008年11月20日に日外国特派員協会で質疑応答があったときのやりとりが採録されている。 宮崎駿が天才であることに異論のある人はいないだろう。 その天才はつよい思想に裏づけられている。 一読して驚いたのは、宮崎駿もまた「国内市場のサイズ」と「国内需要」を創作のキーワードに挙げていたことである。 宮崎はハンガリーの記者の「日の観客と世界の観客の違いを意識しているか」という質問にこう答えている。 「実は何もわからないんです。僕は自分の目の前にいる子供達に向かって映画をつくります。子供達が見えなくなるときもあります。それで中年に向かって映画をつくってしまったりもします。でも、自分達のアニメーションが成り立ったのは日の人口が一億を超えたからなんです。つまり日の国内でペイラインに達することができる可能性を持つようになったからですか

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/01/14
    『武道は「石火の機」を重んじる。』( ..)φメモメモ
  • あれから40年 - 内田樹の研究室

    修士のクロダくんが論文について相談に来る。 修論のテーマは「学生運動」だそうである。 40年前の学生運動のことについて調べたいという。 私が彼女の年齢のとき(1973年)、その40年前というと、1933年である。 ヒトラーが政権を執り、松岡洋右が国際連盟の会議場から歩き去り、滝川事件が起きた年である。 どれも、私にとっては「ジュラ紀ほど大昔の話」である。 だから、ナチスが政権を執ったときのことをリアルタイムで知っている人なんかの話を聴くと、「生きる現代史」みたいな古老だと思っていた。 けれども、よくよく考えてみたら、私自身がもう彼女たちの世代から見たら「歴史事件を語り継ぐ」古老の立場にいたのである。 69年の全国学園闘争とは何であったのか、お嬢さん、それをこの老人に聴きたい、と。 ほうほう、それは奇特な心がけだのう。 だが、あの話を若い方にご理解いただくためには、明治維新から説き起こさね

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2009/01/10
    『「俺はワルモノだよ」とか「ぼく、バカですから」と私たちは笑いながら言えるが、「私は卑しい人間です」と言うことはむずかしい』( ..)φメモメモ
  • 100年に一度の危機らしいけど - 内田樹の研究室

    今年の漢字(というイベントはいつから始まったのかしら)は「変」だそうである。 「変」が「あなた、変よ!」という意味の「変」なら、私も同感である。 ただ、「変」が「変化」ということを意味しているとしたら、私はそれにはあまり同感できない。 世間のみなさまは(邦の総理大臣も)「100年に一度の危機」というような言葉を軽々にお使いになるが、ほんとうに「100年の一度」というような地殻変動的社会構造の崩落現象が起きているとご当人が思っているなら、もう少し「これまでとは違う」対応をされているはずであるし、言葉づかいもずいぶん違ってよいはずである。 でも、私の目には「まったくいつもと同じ」ようにしか見えない。 ボーナスが減りそうだから買い控えをする。売り上げが減ったので非正規労働者を馘首する。貸し剥がしをする。ばらまき財政出動をする。 どれも見慣れた風景である。数年前にも見た覚えがある。 この風景のど

    sizukanayoru
    sizukanayoru 2008/12/17
    『どれも見慣れた風景である。数年前にも見た覚えがある。』( ..)φメモメモ
  • らばQ : 外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき

    外国人が「日に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき 日にはたくさんの外国人たちが住んでいます。彼らは自分の国と比べることができるため、日の長所も短所もよく知り尽くしており、褒める言葉や批判を的確に表現したりします。 日人だからこそ知らない日の変なところや、外国人だからこそわかる日の特徴を上手く捉えたジョークがよく彼らの間を行き来しますが、15年くらい前に日在住のアメリカ人が作ったジョークで 日に長くいすぎた…と実感するとき というのが出回っていました。 外国人(欧米人)の間でウケて亜流などが色々出回ったこのジョーク、日人には不思議に思えたり、笑い所が難しいものもあるかもしれません。違う角度から日を知ることのできる、いいジョークだと思いますので、説明を付け加えながら紹介したいと思います。 外国人が日に長く居すぎた…と実感するとき 1. 山手線のホームで人波を左

    らばQ : 外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき
    sizukanayoru
    sizukanayoru 2008/01/03
    『日本人は相手の話しが終る前に話し始めることで有名』( ..)φメモメモ