当時ウィルヒョウが描いた頭骨のスケッチのコピー=ベルリンで2016年7月6日午前9時59分、中西啓介撮影 【ベルリン中西啓介】ドイツで見つかったアイヌ民族の遺骨について、北海道アイヌ協会は返還を求める方針だ。だが、ドイツ側は「不適切な収集」の裏付けなどが必要だとの考えだ。長年放置されてきた遺骨の調査には、140年以上という歴史の壁が立ちはだかっている。 「不適切収集」の証明必要 ベルリン中心部の国立図書館に19世紀発行の民族学誌が収蔵されていた。すり切れた布張りの表紙を開くと、アイヌの頭骨のイラストが次々と現れた。 執筆したのは、ベルリン大教授のルドルフ・ウィルヒョウ(1821〜1902年)。細胞病理学や人類学の礎を作った「権威」だ。
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先住民アイヌの祖先はどんな人たちだったのだろうか。百々(どど)幸雄・東北大学名誉教授(解剖学・形質人類学)が近著『アイヌと縄文人の骨学的研究−骨と語り合った40年』(東北大学出版会)で、自身の研究史を振り返りながら人類学研究の現在の到達点を示している。 アイヌは顔の彫りが深いことなど、本土日本人(北海道、琉球諸島以外の日本列島人)と違った特徴があり、かつてはコーカサス人種説(白人説)も唱えられた。百々さんは東北大学を卒業後、1969年に札幌医科大学に助手として採用され、翌年、発掘されたアイヌの頭骨に出合った。眉間(みけん)が盛り上がり、鼻の付け根が落ち込んで、鼻骨が前へ突き出るという立体的な顔の特徴が、研究しようと思っていた縄文時代人骨と共通していた。 そのころの骨の研究は、頭骨の長さや幅などを測る計測的方法が主流だったが、百々さんは、眼窩上孔(がんかじょうこう)(目の上の骨の小さな穴)な
「さっぽろ圏e 旅ギフト」の発行を開始しました! ~北海道初!さっぽろ圏11市町村で「旅先納税® 」を導入し、 共通返礼品として電子商品券を発行~ 2024.02.01 check お知らせ more 公益社団法人北海道森と緑の会との連携協定の締結について 2024.03.18 お知らせ more 「令和5年度北海道来訪者満足度・観光産業経済効果調査事業」報告会の開催について(ご案内) 2024.02.29 お知らせ more HOKKAIDO LOVE!サイトのドメインを不正使用した不審なメールにご注意ください。 2023.11.15 お知らせ more 『北海道アドベンチャートラベル シンポジウム』開催(5/13録画データ公開済) 2023.04.13 イベント more 北海道公式観光アプリ「HOKKAIDO LOVE!」の不具合のご報告とお詫び 2023.04.03 お知らせ mo
[C.R.A.C.NORTH]「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案」及びその附帯決議とアイヌ民族へのヘイトスピーチに関する緊急声明 2016年4月29日 2016年4月27日、自由民主党・公明両党と民進党との修正合意を踏まえ、与党が提出したヘイトスピーチ対策法案「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案」(以下「本法案」という)が今国会で成立する方向となった。与党がヘイトスピーチの対処を課題とする姿勢を示したことは高い評価に値する。 しかし、本法案がヘイトスピーチの定義を「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」と人種差別撤廃条約よりも不合理に限定したことは憂慮に値する。したがって現在、各紙で報じられているように、附帯決議に「あらゆる形態の人種差別撤廃に関する国際条約の精神に鑑み適切に対処する」「(定義)以外のものであ
アイヌ文化の継承者として札幌を拠点に活動するアイヌアーティストのToyToy(トイトイ)小川基さんが5月11日、新アルバム「ramu-想う-」を発表する。 洞爺湖の風にトンコリをあて音を響かせるToyToyさん 2006年にファーストアルバム「INONNO」をリリースして以来、10年ぶり2枚目のアルバム。ToyToyさんが幼いころの生活で聞いてきた音や歌、先人たちの姿や心の言葉がちりばめられているという同アルバム。アイヌとして暮らす日々の中、いじめに遭っていたToyToyさんが周りを気にすることなく過ごせたアイヌ民族の長・シャクシャインの法要の日のことを歌った「kotan(集落)」、森の中の木漏れ日や川のせせらぎ、鳥のカムイのさえずりを表現したインストロメンタル「nitay(森)」、アイヌの伝統曲をToyToyさんの言葉で説明している「名もなき唄」など、北海道の自然やアイヌの暮らしを表現し
蝦夷とコンブの問題については、近年、松本建速氏や蓑島栄紀氏らが交易品としての性格について活発に論じておられる。とくに蓑島氏は、マコンブ自生地の渡島半島東部沿岸に、7世紀になると土師器をもつ集落が出現することについて、マコンブ移出のため三陸沿岸のコンブ産地から移住がおこなわれた可能性を指摘するなど、古代日本におけるコンブの生産と交易について多面的に論じている(蓑島2015『「もの」と交易の古代北方史』勉誠出版)。 さて、これまで考えてみたこともなかったのであるが、このコンブの採取はどのようにおこなわれていたのだろうか。 ワカメの採取は、船上から海中をのぞきこみ、竹竿の先端に鎌をつけて刈り取るのが一般的な方法として今日に至っている。しかし、アマが裸潜水により鎌あるいは鎌状の道具で刈り取ることも各地でおこなわれていた。コンブについても、日本列島では青森県尻屋(男)、同尻労(男)、同白糠(男)、同
9月の台風21号による高波で関西空港(大阪府泉佐野市など)が浸水した際、当初推計の倍に当たる250万立方メートル以上の水が流入していたとみられることが20日、空港を運営する関西エ...続きを読む
私の感想文 Mol Biol Evol. 2014 Nov;31(11):2929-40. Genome-wide SNP analysis reveals population structure and demographic history of the ryukyu islanders in the southern part of the Japanese archipelago. Sato Takahiro et.al 琉球大学 J Hum Genet. 2012 Dec;57(12):787-95. The history of human populations in the Japanese Archipelago inferred from genome-wide SNP data with a special reference to the Ainu and the
「国民のアイヌに対する理解度に関する世論調査」の概要 平 成 2 8 年 2 月 内 閣 府 政 府 広 報 室 調 査 対 象 全国20歳以上の日本国籍を有する者 3,000人 有効回収数 1,727人(回収率 57.6%) 調 査 時 期 平成28年1月14日~1月24日(調査員による個別面接聴取) 調 査 目 的 国民のアイヌに対する理解度に関する意識を把握し,今後の施策 の参考とする。 調 査 項 目 アイヌの人々やアイヌ文化と接した機会の有無 アイヌの人々に対する差別や偏見について 国民理解の促進について 調 査 実 績 「アイヌ政策に関する世論調査」(平成25年10月調査) ※ 本資料では,過去の調査結果との比較において,統計学的に有意差(信頼度 95%)が認められる回答については, 「 (増) 」または「 (減) 」と記載している。 「国民のアイヌに対する理解度についての意識
「国民のアイヌに対する理解度に関する世論調査」の概要 平 成 2 8 年 2 月 内 閣 府 政 府 広 報 室 調 査 対 象 全国20歳以上の日本国籍を有する者 3,000人 有効回収数 1,727人(回収率 57.6%) 調 査 時 期 平成28年1月14日~1月24日(調査員による個別面接聴取) 調 査 目 的 国民のアイヌに対する理解度に関する意識を把握し,今後の施策の参考とする。 調 査 項 目 アイヌの人々やアイヌ文化と接した機会の有無 アイヌの人々に対する差別や偏見について 国民理解の促進について 調 査 実 績 「アイヌ政策に関する世論調査」(平成25年10月調査) (平成 18 年度の調査から,調査対象者に調査主体が「内閣府」であることを提示した上で実施。 ) ※ 本資料では,過去の調査結果との比較において,統計学的に有意差(信頼度95%)が認めら れる回答については,
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