ヨーグルトや漬物など世界にはいろいろな発酵食品があります。 その一つが、ザワークラウト。 キャベツを乳酸発酵させたこの食品は、日本でも「乳酸キャベツ」という名前で話題になりました。 そんなザワークラウトはどのようなもので、どうやって作られるのでしょうか? その栄養や効果、作り方などをまとめてみました。 ザワークラウトはドイツ生まれの発酵食品 ザワークラウトはドイツ語で「酸っぱいキャベツ」という意味の伝統的なドイツ料理で、いわゆる「キャベツの漬物」です。 仏語ではシュークルート、オランダ語ではズールコールと呼ばれ、北欧や東欧・ロシアのほか、ドイツ移民の多いアメリカやカナダなどでも食べられています。 ザワークラウトの歴史は古く、ヨーロッパに広まったのは16世紀から18世紀にかけて。 保存状態がよければ1年ほど保存可能で、ビタミンCを含む保存食として知られ、大航海時代には航海中の壊血病を防ぐのに