シーア派の聖地のイラク南部クーファ(Kufa)で、米軍駐留に抗議するシーア派教徒ら(2008年6月13日撮影)。(c)AFP/QASSEM ZEIN 【6月14日 AFP】イラクのイスラム教シーア(Shiite)派反米指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師は13日、対米戦闘活動に特化した特別部隊を結成すると発表した。一方、その他のメンバーは社会事業や宗教活動に専念させるという。 声明はサドル師が傘下の民兵組織「マフディ軍(Mahdi Army)」の兵士6万人に向けてシーア派の聖地、南部クーファ(Kufa)のモスクで読み上げたもの。 このなかでサドル師は「今後の反米闘争は、後に発表する特別部隊のみが行う」と述べ、「占領者からイラクを解放するか、我々が殉教者となるまで抵抗を続行する」と宣言した。 その一方でサドル師は、特別部隊に属さない戦闘員に対し、武器を置き、今後は社会的