朝日に照らされたキューバのグアンタナモ(Guantanamo)湾米海軍基地内のキャンプデルタ(Camp Delta)収容施設(2008年6月6日撮影。米軍検閲済み)。(c)AFP/BRENNAN LINSLEY 【6月9日 AFP】キューバのグアンタナモ(Guantanamo)湾米海軍基地のテロ容疑者収容施設で、尋問官らが尋問の様子を記した手書きメモを破棄するよう指示されていたと、収容者の弁護を担当する米軍少佐が8日明らかにした。 特別軍事法廷で、同施設に収容されているカナダ国籍のオマール・カードル(Omar Khadr)被告(21)の弁護を担当するビル・キューブラー(Bill Kuebler)米海軍少佐は、報道陣に宛てた文書のなかで、尋問メモ破棄の指示は国防総省が作戦規定(SOP)の一部としてグアンタナモの尋問官に伝達されたものだという情報を前週、検察側から入手したと述べた。 キューブラ