寝る前にたまにお笑いの動画を視ます。漫才が多いのですが落語もたまに聴きます。特別、落語ファンというわけではないので知っている古典落語も数える程度で贔屓の噺家はいませんが五代目志ん生の生き方に憧れ、談志の思想に共鳴します。『寿限無』『時そば』『饅頭怖い』なんかは知っている人は多いと思いますが私は『芝浜』『子別れ』『文七元結』などの人情噺が好きです。漫才と落語の一番の違いは漫才のネタはその漫才師しかやりませんが、古典落語は同じネタを大勢の落語家がやるというところですね。同じネタでも噺家によって面白さが違う所が面白いです。ご存知の通り落語は『マクラ』『本題』『オチ(サゲ)』で構成さています。『マクラ』は本題に入る前の小咄で、『マクラ』が上手い噺家はたいてい落語(本題)も面白いです。そんな落語を聞いていると折伏・弘教と似ているなあぁと思います。折伏も最初に『マクラ』を入れるとスムーズに本題の仏教の