以前も書きましたが勤行の時に読む御観念文は大聖人仏法の法門法義が書かれている大切な御文です。この御観念文を朝晩に読むことによって信徒である我々は知らず知らずのうちに大聖人仏法の根本の法門法義を身に付けます。ですから御観念文をおざなりにすることなくしっかりと読んでいくは大切な修行です。正宗では御観念は暗誦するのではなく経本を読むことを推奨しています。これもいつも書きますが勤行も御観念文も「読む」ことが基本です。五種妙行においては「読」と「誦」は別個の修行です。経文や御観念文を暗唱できたとしても勤行は「読」と「誦」を兼ね備えた修行ですから宗門の推奨する「経本を読む」ということを実践することに越したことはありません。諳んじる人も多いしそれが間違いとうわけではありませんが、私は創価時代の経験から基本を疎かにすることが修行を狂わせ信心を狂わせると思っていますので、勤行も御観念文も「経本を読む」ことを