昨年末に『東村山の闇』を読んだ。1995年9月1日。当時、東村山市議の朝木明代氏がビルから謎の転落死をした事件について矢野穂積氏と明代元市議の息女・直子氏によって書かれた書籍だ。1995年に当事件が発生した時点から創価学会の関与が一部週刊誌等で噂されていたが当時の創価新報などでは明代元市議は「万引きを苦にした自殺」と報道されていた。私は当時は創価広宣部だったがこの事件については組織内ではあまり話題にもならず大きな関心もなく、以来私の中では明代元市議は自殺したという創価情報のままアップデートされずにいたのだが長井秀和氏が当事件に絡んで創価から訴訟を起こされたことで興味を抱くに至った。最初この書籍の中古本は意外と高値で購入を躊躇していたがペーパーバック版で再版されたので早速購入し読了した。 朝子氏や矢野氏の推測や二人の明代氏に対する叙情的な心情の記述は参考程度に止めるとしてこの本に書かれている