前回記事で気楽非活ロレックス氏の『不動愛染感見記』の記事に対する質問の回答を書いたが、SNSで法華講員から『不動愛染感見記』は東密ではなく台密の相承であることを指摘された氏は今度は『醍醐寺理性院血脈』と『五輪九字明秘密義釈』を持ち出して大聖人が真言宗の相承を受けたと反論したようだ。因みに私のSNSアカウントは気軽非活氏に一度もリプしたこともないの何故かブロックされている。(笑)それはいいとして氏がこの2書を持ち出したのは真言宗の『醍醐寺理性院血脈』中の第25代目に【日蓮】と記されているから大聖人は真言宗の血脈を受けた証拠だというわけだ。当書は昭和の初めに金沢文庫で発見された称名寺四代目の実真の筆である。この『理性院血脈』に記されている【日蓮】というのは大和国金剛王院の住僧・重如の字が「日蓮」といい重如は小野・広沢両流を修学してので理性院血脈の中の「日蓮」は重如であると説があり大聖人であるこ