デジタル化の推進に向けて自民党は、政策や法案などを議論する政務調査会のすべての会合で資料をペーパーレス化し、タブレット端末を活用する取り組みを進めることにしています。 自民党の政務調査会は、おととしから、幹部が集まる会合でのペーパーレス化の取り組みを進めていますが、政策や法案などを議論する、部会や調査会では、大半の会合で紙による資料の配付が続いています。 これについて、先月就任した下村政務調査会長は、すべての会合でペーパーレス化を進める方針を示し、タブレット端末を新たに100台導入し、これまでの端末と合わせて300台を活用できるようにするほか、議員が個人で所有する端末についても活用を促すことにしています。 このほか、各議員が、政府側から個別に説明を受ける際にも、担当者を事務所に呼ばずに、できるだけオンラインで実施することを勧めるとしています。 下村氏は、「自民党のデジタル化が、政府のデジタ