ちょっと時間があるので、たまった新聞記事の切り抜き紹介をしよう。 朝日新聞6月7日付 「イラン、届かぬ性の叫び 性同一性障害者推定20万人」。 イランでは性同一性障害者が、男性同性愛を死刑と定めるイラン刑法と、その障害をイコール同性愛とみなす風潮の中で非常に苦しんでいる、という話であります。そういう刑法自体が、いくら宗教的な背景があるとはいえ無茶だろう。 ただ、以外だと思ったのはこの記述。 その(同性愛者弾圧の)一方、イランでは性別適合手術が公に認められている。初代最高指導者ホメイニ師が1983年、男性から女性への転換を望んだ人の訴えに対し「罪なことではない。苦しみから解放されるためにも、手術は必要だ」との宗教見解を出したことによる。 そうだ。精神科医らが司法府で委員会を作り、そこでそういう障害だと認められたら裁判所がさらに判断、年間で80人ほどが手術するとか。そして手術火の三分の一から四