阿佐ヶ谷「クロンボ」で夕食。会計しようとしたら、マスターが、「鉄路さん、やめちゃったよ」と教えてくれた。 とんかつ「鉄路」の場所が、空きテナントになってた。四月いっぱいで閉めたらしい。 あーあ。とうとうなくなちゃった。淋しいねえ。 最後に食べたのは、四月はじめ。鶏のからあげ。 VOCAにも谷口さんとやった二人展にも「鉄路」のとんかつの写真を出した。まだおやじさんがいた頃のとんかつの写真。「上野の森美術館に展示されたとんかつの写真」は、「鉄路」のとんかつの写真が最初で最後だろう。 「鉄路」はなくなっちゃうし、平木さん死んじゃうし、深川さん刺されちゃうし。今年はいろいろあるなあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2001年10月2日 阿佐ヶ谷「鉄路」トンカツライス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2001年11月4日 阿佐ヶ谷「鉄路」トンカツ定食 ・
高円寺へ移転再開した阿佐ヶ谷「クロンボ」へ行ってきた。 場所は、高円寺「桃太郎寿司本店」と「桃太郎寿司分店」の間だった。(前、何があったんだっけ?? 「桃太郎寿司」がもう一軒あったか??) マスター、お元気そう。 Aセットとサラダを頼んだ。このデミグラスのかかった薄い安いカツが好きなんだなあ。 有線オールディーズはなかった。テレビで「バラエティー生活笑百科」が流れてた。笑福亭仁鶴、年取ったよねえ。最晩年の林家彦六みたいに細かく首を揺すってた。声は震えてなかった。宮川大助花子が出てたけど、大助も年取ったねえ、腰のまがったおじいさんになってた。花子はかわんない。昔も今もずっとおばちゃん。ず〜〜〜〜っとおばちゃん。 「月日は百代の過客にしてゆきかう年もまた旅人なり」と、芭蕉気分で、Aセットを喰ったのだった。 (出しなにマスターが「またおこしください!」と声かけてくれた。顔を覚えててくださったよう
南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! いや、ホント、ワルってのは手ごわいもんです。 なんのことかといえば、創作上でのこと。物語を生み出すには、とにもかくにもキャラクターを作らんといかんのだが、私個人の話でいえば、もっとも知恵と創意工夫が求められるのは、主役よりも悪役の造形だったりする。名作と呼ばれる娯楽作品には、必ずといっていいほど、魅力的な悪役がいるからだ。 アメリカのプロレスでは、善玉(ベビーフェイス)と悪玉(ヒール)のレスラーがぶつかり合うけれど、昔は二枚目のベビーフェイスよりも、観客をカンカンに怒らせるヒールのほうが、ギャラを多くもらっていたという。憎いヒールがぶちのめされるのを見たくて、観客はお金を払って会場に駆けつけたのだ。プロレス界の偉人・ジャイアント馬場も、アメリカで
坂の多い港町にいた。 思いがけずに思いがけない人から麦茶をご馳走になり、帰りみち。 車に道を譲られ、同伴者に手で招かれて、電動車椅子でがたがたと商店街の横断歩道を渡る老婆を見た。 安そうな服で、不格好に片手を挙げている。折れそうに細い腕。 車のドライバーに感謝しているのか、それとも知的障害があり「横断時には挙手を」と教えられた習慣に従っているだけなのか。 あの老婆は、私だ。と感じる。 あの私の人生に、できるだけ楽しみがありますように。
「心霊写真」展 ―井上光太郎、百頭たけし、心霊写真― 企画:榮龍太郎、原田裕規 このたびの「心霊写真」展では、心霊写真と美術作家の作品を展示いたします。 美術作品はその基本的な性質の一つとして、鑑賞者へ何らかの知覚や体験を想起させるという 一面を持っています。我々は心霊写真を目の前にしたときーーそしてそこに心霊の存在を見出 した場合ーー見えないはずのイメージの生成を行います。他方、美術館やギャラリーで展示さ れた作品を鑑賞することは、個人的な体験の生成を促します。この現象を、パラレルな構造を 持つ2つの在り方として提示することは可能でしょうか。 優れた美術作品は時として作者の固有名を離れ、それ自体で「呪物性」や「礼拝性」を獲得し ます。心霊写真の持つ作者の不在性や呪物性は、この点でも優れた作品とパラレルな関係を結 びます。立脚点の異なる2つの存在ですが、そこに共有している問題を認めることが
田中博文『松代藩』(現代書館)を読む。これは「シリーズ藩物語」の1冊として出版された。江戸末期の各藩の一覧が巻末に載っているが、その数270を越える。これらを藩ごとに1冊にまとめて出版する広大な計画があるらしい。江戸時代の「藩」に関する大項目主義の事典ともいえるだろう。 松代藩は長野県北部に位置し、真田10万石として長野県最大の藩だったことは本書で初めて知った。松代藩の前史として上杉謙信と武田信玄の川中島の戦いがこの地であった。その戦いの詳細を語るところから本書が始まる。 真田といえば大阪冬の陣で徳川方と戦った真田幸村(信繁)を思い出すが、松代藩の真田は、父昌幸、弟信繁と分かれて徳川方についた真田信幸(信之)に始まる。本書ではどこも同じの江戸時代の藩財政の窮乏とそれに対する改革が綴られる。伝説的な恩田木工が真田とは知らなかった。 幕末の重要な学者佐久間象山が松代出身とはこれまた知らなかった
「有志で集まって勉強会をする」というのを見聞きするようになって久しい。何年も回を重ねてきたものだと、業界内で認知も広まって、参加者が数十人とか百を超えるものもある。 参加人数が増えると、望むと望まざるとに関わらず、「主催者」「登壇者」「参加者」という区分けが明確になってくる。そうすると、特に初期からその場を切り盛りしてきた主催者や登壇者は思う。 人数が増えたからといって別に「登壇者=先生」とか「参加者=生徒」という構図に変わったわけじゃない。同業者としてフラットに意見交換したいし、話し中でもどんどん絡んできてほしい。実際、アメリカのカンファレンスなんかでは、そういうやりとりが一般的だ(私の経験ではなく聞いた話です…)。 というのは、どこの業界でもそうなのかわからないけれど、私がおじゃまするWeb業界のくくりでいうと、主催者や登壇者は概ねそういう思想のように思う。そもそもインターネットがそう
わちきのぢーちゃんばーちゃんが嫩江にいた話は何度かしたね(o^ー')b このまへ、ふと思ひたちて情報検索をしたらバ、じつは昭和の御世の最期のころ、嫩江から南下した話をぢーちゃんがある本に書いていたことに気づき、びっくりしたことだった(´・ω・)ノ そこで早速入手して読んでみたら、話の概略はだいたい聞いていたとおりなんだけれど、嫩江に転任するまへ昭和19年には新京にいたとか、始めて知った細部がたくさんある。もしかするとゴロウタンと道ですれちがっていたかもね。ってか、ソ連軍や満人(ぢゃなかた中国人)の暴徒から逃げ回っとるときにも「多額の費用を出して運んできた書籍」などと書いてをるから、意外と新京特別市立図書館に行ったことあったかも。。。(σ^〜^) 昭和20年8月、北満。。。 嫩江は電圧が低く、ラジオが聞けない。八月九日のソ連軍の侵攻を知ったのは駅の停車場司令部であった。開戦と同時に私の脳裏を
すぐれた本にはすぐれた書評が! (匿名?)「すぐれた鑑識眼と綿密な考証癖:谷沢永一「紙つぶて」」『季刊芸術』12(4) p.190-191(1978.秋) これは谷沢永一 著『完本・紙つぶて : 谷沢永一書評コラム 1969-78』(文芸春秋, 1978.8)の書評で、もちろん基本は誉めている書評なのだが、それだけに終わっていないのが面白い(σ^〜^) いまgoogle bookると、この雑誌はよい雑誌だったらしいが、それはともかく匿名氏は「紙つぶて」に関してひととおり褒めたあと、つぎの欠点があるといふ。 が、この、ニセモノに対する怒りは、そのまま裏返すと、不遇な著者に対する過褒となりやすい。〜市井の国文学者である森銑三をことあるごとにもちあげているのは、いささか度が過ぎてはしないか。〜/ それでも森銑三はたしかに碩学にちがいないからいいととして、谷沢ほどの本物の学者が、木村毅などを高く買
「かつては人間に対してどういう立場かという設定を曖昧にしたVCLDが多かったわけですが」ルカが平坦に言った。「生半可なキャラでVCLDを売り出すのは困難になってきた現在。今後は、人間の傍らでそのサポートをするというキャラクター性をもっと前面に押し出したものが出ると、一部の人気を得られると思われます」 「メイドとか執事とか?」MEIKOがつまらなそうに言った。「もっとも、一部のマニアは、しょっぱなから既に今までのVCLDに対しても、購入した”マスター”に甲斐甲斐しく奉仕するとか何とか、そんなようなキャラだと一方的に解釈してるみたいだけど」 「そして、それらはネットを翔けるVCLDをそんなものに押し込めることで、創作性の皆無な画一的なキャラと化しているわけですが。――つまり、そういった主張が強いものではなく、ある意味では従来のVCLD設定に近い、強すぎないさりげないキャラ性が必要です。人間をサ
敬老の日が近づいて、「今週のお題は「おじいちゃん&おばあちゃん、ありがとう」です」とかはてなに言われてんのに何やってんだろうってかんじですが、クルハス・ヤミさんのお話の続きです。 その1はコチラ。 ダイヤルKをまわせ 夏休みも終わり、実家から大学に戻った私は、あることに悩んでいました。 前回のお話で、うちの大学では新入生の九割以上が学生宿舎に入ると書きました。 学生宿舎には激安家賃以外にもいくつかありがたい利点があり、全室に内線電話が通っていたので、新入生同士はどれだけ長電話してもタダ、というのもその一つでした。 今の時代だったら「スカイプ使えばいいじゃね?」って話ですが、これはインターネットがそんなに普及していなかった大昔、タダ電話なんて、夢のようだった時代のことなんですよ! というわけで、一年生はお互いの部屋にじゃんじゃん電話をかけまくる傾向にありました。 夏休み後、クルハスは私の部屋
私の顔は一言で表せば「人畜無害な間抜けづら」です。 別にそのことはね、いいんですよ。 もうオトナになってからだいぶん経ちますから、自分の外見に関する葛藤とかは、あまり持たないようになっています。 いいじゃないかMANUKEでも。おかげで他人様に初見から警戒されることが少ないさ。 何かの拍子にうっかりな発言をしてしまっても、 「ああ、この人はちょっと空気が読めないOBAKAさんだけれども、悪意はないわけだからな」 と処理してもらえることが多くて助かってるさ。 だからまあこれでいいんだ、にぶくてトロくてへらへら笑う人間であれば、平穏無事に生きていけるさ、と子どもの頃から思っていたんですがー。 実際には必ずしもそうではなくて。 にぶさもトロさもへらへら笑顔も、度を超せばそれなりの災いを己にもたらす、ということを二人の女性が、かつて私に教えてくれました。 その二人の女性の話を、思い出しながらまとめ
盆休み、実家に数日帰省して「ホラーとしての田舎」みたいなものについて、なんとなく考えました。私の実家、ほんとマジど田舎なので。 私自身は田舎も都会もどっちのほうが特に好き、というのはあまりなく、どちらもヤナトコとイイトコあるよね、と思っています。 ただ、都会よりも田舎のほうが怖い、と思うことが多いです。都会の怖さというのも当然あるんですが、田舎の怖さのほうが個人的にはリアリティを感じてしまうというか。 ヴァンパイアやゾンビ、狼男なんかの洋物ホラーも怖いと思ったりするけれど、それよりも吉備津の釜とか呪怨などの和物ホラーのほうがぞっとさせられるのと似たようなかんじで、田舎のほうが怖いのです。 私の中で一番怖い田舎エピソードは、知人のZ氏のお話で、なんとZ氏は周囲の人々から「人殺し」と思われているのです。 昔、ある女性が私の田舎で変死しました。Z氏はその女性と付き合っていて、彼女から数百万のお金
宜しくお願い致します。前作強奪巫女作品→sm18876430なんかチルノとラブさんの報復動画なる物を秋うっちん様が作ってくださいました。ありがとうございます。sm18896065^^面白かったです。霊夢もらぶさんもチルノも可愛くて私大好きです!らぶ式ミクver1.1 博麗霊夢→ISAO様 ステージ→博霊神社:nya様 モーション→hino様sm13147122曲→WAVEFILE/初音ミク ラマーズP様すばらしいモデルと曲の作成者様方に感謝いたします。ありがとうございます。過去作品PVシリーズ(※えっちもあるよ)→mylist/31871029笑ってもらえると嬉しいシリーズ(※えっちもあるよ)→mylist/31871040提供してくださった方ありがとうございます!心よりお礼申し上げます
本当に、また! と言いたくなるのですが、学校の調理実習で食中毒が発生しました。原因食材は例のごとくジャガイモです。 調理実習のジャガイモで小学生13人食中毒岩手県は6日、住田町内の小学校で4日午前、家庭科の調理実習でジャガイモを食べた5年生の児童26人のうち、13人(男児5人、女児8人)が食中毒を発症したと発表した。児童はいずれも回復しており、命に別条はないという。県県民くらしの安全課や同町教育委員会によると、児童は、授業の一環として学校近くの農園で栽培したジャガイモを調理実習の食材として利用。ゆでた上で皮付きのまま食べ、吐き気や腹痛などの症状を訴えた。県環境保健研究センターでジャガイモを検査した結果、毒性のあるソラニンやチャコニンが食中毒症状の出る基準量を超えて検出された。ソラニンなどは未成熟なジャガイモの皮などに多量に含まれることから、収穫期でないジャガイモを使用したことが原因と見られ
早いもので、牛レバーの生食が食品衛生法で禁止されて2ヶ月あまりが過ぎました。この禁止措置は有効な殺菌手段が見つかれば解除が検討されるとされています。そこで注目されているのが「放射線照射」です。日本では、これまで食品に対してはじゃがいもの芽止めとしてしか許可されていませんでした。しかし、国によってはスパイスやフルーツ、そして食肉などに広く活用されています。また、安全性についてもWHOがお墨付きをあたえている、有る意味「枯れた」技術といえます。その特性を生かして肉の生食に対して活用できないかという声は以前から存在したました。しかし、今回のユッケやレバ刺しに関連して、業界団体からは食品照射を検討して欲しいという声はなかなかあがらりませんでした。ですが、方々の声が後押ししたのか国も放射線照射殺菌の試験を開始したという声も聞こえてきました。しかし、放射線照射設備がどのようなものか一般の人が目にする機
サイエンスライター佐藤健太郎さんの新著 「ゼロリスク社会」の罠 を読みました。佐藤さんはこれまでも「化学物質はなぜ嫌われるのか」など化学物質のリスクコミュニケーションに係る著作を発表しておられますが、本書ではさらに福島第一原子力発電所の事故に関連する放射能のリスクまで幅広いジャンルのリスクについて扱われます。「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)作者: 佐藤健太郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/09/14メディア: 新書クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る「化学物質」「発がん物質」「放射性物質」「天然vs.人工」「殺人油」「農薬」「代替医療」……これ以上、身体的・経済的損失を出さないために……今こそ身につけたい、リスクを見極める技術。「今や何をするにもつきまとうリスクに、日本人はすくみ上がり、縮み上がっているように見えます。もちろん
一連の騒動のきっかけは、中国への挑発的な言動を繰り返す石原慎太郎東京都知事による購入計画だ。 政府が都に代わって購入に踏み切ったのは、その方が中国との無用な摩擦を避けられるとの判断があったからだ。 これはウソ。石原氏が挑発的な言辞を振りまくのは困ったことだが、尖閣諸島(魚釣島)の所有権についてはただプライベートセクターでの動きでしかなく、同島についての日本国の領有権は微動だにしていない。むしろ、国家がここに介入してくれば問題になるし、実際に問題になっている。そしてこの介入を柳条湖事件記念のこの時期に行ったのは、日本国が愚鈍なのか戦略的なのかということになる。実は、これは後者である。日本は中国の弱体化につけこんで防衛を強化している。 ここは明確なソースがないので推測だが、魚釣島の防衛を行う場合、この土地がプライベートセクターであるばあい、所有者の同意などの手続きをどう扱うかという問題があり、
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