Blog Introducing BugSnag Real User Monitoring for Flutter & React Native Applications
はじめに モニタリングサービスMackerel、DataDog、NewRelicについて簡単にまとめてみました。 サーバのリソース監視、ログ、プロセス監視ができれば良かったので、今回はAWSインテグレーション機能などについてはあっさりとしか触れてません。 どのサービスも、監視対象のサーバーを用意した状態で、15分あれば無料でサーバのリソースがモニタリングできるところまでいけます(そしてクレジットカードなどの登録は不要)ので、是非はじめてみてはどうでしょうか。 サービスの紹介 Mackerel(マカレル) 「株式会社はてな」が提供しているサーバ管理・監視ツール 監視/メトリクス デフォルトで様々なメトリクスが取得されており、閾値を設定して監視することができる。(CPU,Network,Disk,Memory) プロセスやログ監視などはサーバー上の設定ファイルに設定を追加することでとても簡単に
Webサイトの運営をしているなら、現在サイトが問題なく動いているのか、常時その状況を監視しておきたいですよね? とくにコンテンツ運営=利益が発生するのなら、なおさらです。 ですが、モニターに張りついて人がWebサイト監視するのは人的資源のムダになりそう…。 そこで活用していただきたいのが、「Webサイト監視システム(ツール)」です。 「AEROALIVE」もその中のひとつですが、同様のサービスと比較してどこがおすすめなのかをお伝えしたいと思います。 サイト監視ツールを使えば利益損失を最小限にできる! サーバーが原因でコンテンツ配信ができなかったり、遅延した場合、その損失はどれぐらいでしょうか? 「そんなに大事にはならないでしょ?」 いえ、その考えはこれを機会に変えたほうがよいでしょう。 なぜならコンテンツ配信が滞ってしまうと、利益に加え、信頼までも失いかねない「一大事」だからです。 コンテ
この記事は2021年3月6日に行われたオープンソースカンファレンス 2021 Online/Springにおける発表を文章化したものです。 今回は「今日から始めるPrometheusによるシステム監視」ということで、Prometheusというツールについてご紹介をしていこうかなと思います。皆さんに「Prometheus完全に理解した」と言えるようになっていただきたい、というのが今回の目標です。 本連載は3本で構成されていて、それぞれ以下の内容を扱います。 Prometheusの特徴とアーキテクチャ(この記事) PrometheusとCNCF、Observability Prometheusを使ってみよう Prometheusとは Prometheus(プロメテウス)は、SoundCloudという海外の音楽系サービスのエンジニアによって開発された監視システムです。もともと、Kubernete
1. Zabbix〜監視ツールのOSSとしてはもっとも人気のあるソフトウェア Zabbixは、サーバ、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するための統合監視ソフトウェアです。オープンソースの監視ツールとしては知名度も高く、とても人気があります。 Zabbixは、状態監視、障害検知、通知機能を備えた監視ツールです。ネットワークの監視に適したSNMPとSNMPトラップに対応していています。また、Zabbixエージェントと呼ばれる独自エージェントを監視対象のサーバにインストールすることにより、詳細なサーバ監視を行うこともできます。そのため、システム全体をZabbixサーバだけで監視することが可能です。また、Zabbixサーバ上にスクリプトを作成することで、アプリケーションの監視を独自に拡張できたり、障害検知時にスクリプトを実行したり、Zabbixエージェントに対象サーバ上でスクリプトを実行さ
Google Cloud、運用監視のメトリクスデータを自在に操作できる「Monitoring Query Language」(MQL)正式リリース Google Cloudは、運用監視のマネージドサービスであるGoogle Cloud Monitoringの時系列データに対して操作が可能な問い合わせ言語「Monitoring Query Language」(MQL)の正式リリースを発表しました。 これまでGoogle Cloud Monitoringでは収集した運用監視データに対してダッシュボードのメニューから設定を行うことで、グラフなどデータの視覚化やアラームの設定、フィルタリングなどを行っていました。 Monitoring Query Languageを用いることで、これらをすべてコードとして組み立て、表現できるようになり、より柔軟性の高い運用監視が可能になります。 ダッシュボードにQ
ウェブサイトのアクセス数や訪問者の属性を分析するために「Google Analytics」を使っている人は多いはず。無料のオープンソースソフトウェア「GoAccess」を使うと、トラッキングコードをウェブサイトに埋め込むことなく、リアルタイムにアクセス状況をターミナルやブラウザ上で可視化することができます。 GoAccess - Visual Web Log Analyzer https://goaccess.io/ 今回はUbuntu 18.04上にGoAccessをインストールしてみます。最新版をインストールするには下記コマンドを実行すればOK。 echo "deb http://deb.goaccess.io/ $(lsb_release -cs) main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/goaccess.list wget -O -
コンピューターの通信をキャプチャするソフトウェアとしては「Wireshark」が有名ですが、Wiresharkは大規模なネットワークの通信を常時キャプチャして表示するのは得意ではありません。無料でオープンソースの「Moloch」は、大規模なネットワークで通信を常時監視し、わかりやすく表示するのに適したソフトウェアです。 Moloch https://molo.ch/ 記事作成時点ではCentOS 6/7/8、Ubuntu 16.04/18.04向けにコンパイル済みのパッケージが提供されているので、今回はUbuntu 18.04にMolochをインストールしてみます。 Molochは検索エンジンのElasticsearchを使用するため、Elasticsearchも準備しておく必要があります。今回はMolochが動作するサーバー上にDockerコンテナとしてElasticsearchを構築し
こんにちは、滝澤です。 先日、社内ISUCONが開催され、運営側として関わっていました。 その中で、試し解きと技術検証(お遊び)も兼ねて、以前から興味があったメトリック収集と分散トレーシングのフレームワークの OpenCensus を使ってみて、処理時間の可視化をしてみました。 そのときに行った内容などを紹介してみます。 OpenCensusとは OpenCensusはメトリック収集および分散トレーシングを行うためのライブラリ集です。 マイクロサービスやモノリシックなアプリケーションに対して Observability (可観測性)を提供します。 Google社が社内で利用しているメトリック収集およびトレーシングのライブラリ集であるCensusのオープンソース実装として、2018年1月にリリースされました。 提供する機能としては大きく分けて次のものになります。 Metrics (メトリック
概要 シャーシ(chassis)とは、胴体、筐体、外枠、車台などの意味を持つ、フランス語あるいは英語(仏語由来の外来語)の単語。コンピュータや電子機器では、部品を組み付けて固定する土台となる外装、筐体、骨組み部分のことで、「エンクロージャ」(enclosure)とも呼ばれる。
エージェントソフトウェアを対象PCにインストール形でサーバの監視・性能測定を行うツールのまとめ。 SaaSサービス NewRelic アプリケーションの性能測定が簡単にできるSaaS。あちこちで導入実績があってスタートアップではデフォルト担っているようにさえ感じる。各言語でのプラグインだけがあって、自作アプリ外のサービスは対象外なのかと思っていたが、プラグインのリストをみると色々と対応しているようだ。 Good 豊富な実績がある Bad インターネットにつながっていないと利用できない。 参考リンク New Relic Wantedlyを支えるモニタリング DataDog "Cloud Monitoring as a Service"とHPタイトルにしっかり明記されている。後述するMackerelと真っ向からバッティングする海外サービスはきっとこれなんだろうと思う。エージェントはOSSで公開
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog サイトオペレーション本部の渡邉です。 サイトオペレーション本部はデータセンタ・ネットワーク・サーバー・OS・ストレージといった全社的なインフラの管理運用や調査検証などを担当しています。 今回は、2013年に全社のプライベートクラウドとして導入した OpenStack の監視基盤として、OSS の Sensu と Graphite を採用した事例についてご紹介したいと思います。 採用に至るまで サイトオペレーション本部では、もともと 2011 年から内製のプライベートクラウドを開発運用していました。 プライベートクラウドでは VM のホストとなるハイパーバイザを大量に運用する必要がありますが、その監視基盤として社内で一般的に利用され
1月21日、エーピーシー・ジャパンはUPS(無停電電源装置)をネットワーク経由で運用監視する「Network Management Card」のファームウェアのアップデートを2月1日に実施すると発表した。これにより、ユーザーインターフェイスの日本語化、IPv6への対応などが行なわれるという。 Network Management Cardは、APCのUPS「Smart-UPS」や「Symmetra」に対応するネットワークインターフェイスユニットで、筐体のスマートスロット(拡張スロット)に装着して利用する。Webサーバ機能を内蔵しており、PCのWebブラウザからUPSのステータス管理や設定管理が行なえる。MIB-Ⅱにも対応しているため、SNMPを使った電源管理も可能だ。
データベースが落ち着いているので、その間に別のことに着手。 チームの監視システムがmonっつー超レガシーシステム。知っている人もいるかもしれないが、monはperl製のシンプルな監視システム。古くからあるものなんだけど「mon perl」で検索すると「もしかして: man perl」とgoogle様にも何だっけソレ?と言われてしまうかわいそうな奴(「mon monitoring tool」だとちゃんと出てくる)。なのでまあこの際だから俺が葬り去ってやる。導入したSensuのバージョンは0.12.6。GW前くらいから運用しているが今んとこ問題ない。まだ運用期間短いね。 割と長文になっちまったので、目次をば。 0. sensu概要 1. なぜsensu? 2. インストール 3. コンフィグの配置 4. プラグインについて 5. API 6. デバッグ 7. 今後の展望 0. sensu概要
Tom Wilkie shares Weaveworks monitoring philosophy and the three most important metrics to use in your microservices architecture. In previous blog posts and talks I’ve alluded to The RED Method, our monitoring philosophy at Weaveworks. In this blog I’ll outline what The RED Method is, why we use it, and where it comes from. What is The RED Method? The RED Method defines the three key metrics you
こんにちは!freeeでインフラゾンビをやっている @sugitak です。ゲームではレベルを上げて物理で殴る派です。 freee ではたまにインフラエンジニアの数が減るのですが、その減ったインフラエンジニアはインフラゾンビへと進化し、社内を闊歩します。インフラゾンビは主に開発チームに所属して、アプリっぽいインフラの仕事をインフラからアプリ側へと持っていきます。デプロイとか、Dockerとか、Jenkinsとかの、いわゆる DevOps 系のところですね。こうすることで開発者は手を出せるものの自由度が増えるし、インフラはより本来のインフラとして純度を上げていける、 so, win-win ってわけです。 さて、そんなわけで監視です。freee Engineers Advent Calendar 2016の9日目の記事として、 Prometheus による監視が最高なのでみんなもっと使おうと
Prometheusには簡易的なグラフ作成機能が用意されているが、これには必要最低限の機能しか実装されていない。そこでおすすめしたいのが監視用コンソールを提供するソフトウェア「Grafana」だ。以下ではPrometheusとGrafanaを組み合わせて利用する流れを紹介する。 多機能な監視画面を作成できるGrafanaとの連携 Prometheus Serverには、取得したデータをグラフ化して表示する機能が用意されている。クエリ機能や関数を駆使することでさまざまなデータを表示できるものの、この機能では基本的には折れ線グラフでの表示のみしか行えない。また、複数のグラフを同時に表示することはできるが、異なるデータを1つのグラフにまとめたり、グラフの体裁を調整する機能についてはあまり十分ではなく、一覧性や見やすさにはやや欠ける。そこでPrometheusと併用したいのが、高度なグラフ表示を実
こんにちは、技術部の Taiki (@taiki45) です。 近年の Web サービスの開発ではマイクロサービスに代表されるように分散アーキテクチャが採用されるようになってきました。大規模でも素早いプロダクト開発をするために、クックパッドでもマイクロサービスを採用し分散アーキテクチャへの移行を進めています*1。今回は、そのような分散アーキテクチャを利用したシステム構築において必須のコンポーネントになりつつある分散トレーシングについて、クックパッドでの事例を紹介したいと思います。 分散トレーシングとは マイクロサービスのような分散アーキテクチャでは、個々のサービス同士の通信が複雑になるため、モノリシックアーキテクチャと比較して、システム全体としての振る舞いを把握することが難しくなります。これはプロダクト開発においては、障害発生時の原因究明が難しくなったり、あるいはシステム全体でのパフォーマ
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