ダイエットを趣味にしている人は多いが、うまくいく人は非常に少ない。特に、パンとサラダをメインに食べながら摂取カロリーを減らそうとしている人は、ほぼ失敗確定である。 逆に痩せの大食いはよくある話だが、そういう人は米と肉を中心に食べている。実は、米と肉は食べても太りにくいのだ。 日本の誇る主食、米は、単独でもうまい上に栄養バランスに優れ、例えば米だけを食い続けることすら可能だ。さらに、いわゆる「米に合う食べ物」も健康的なものが多い。唯一欠点として塩分の取りすぎになる傾向は否めないが、カロリーは控え目なものが多く、米を食生活の中心に据えることで、全体のカロリー摂取量をコントロールしやすい。 ところがパンは米とは反対に、取り巻きが無能だ。パンそのものも味付けなしでは食えたものではないにも関わらず、パンに合うとされる食べ物は甘いものが多く、パンを主食に据えると全体が高カロリーになりがちになってしまう