浦河町唯一の新刊書店「六畳書房」3代目店主の武藤あかりさん。大好きな絵本作家・長新太さんのイチオシの絵本を持って。 [本のある空間紹介] 2021年7月から店舗営業、始まってます! 浦河唯一の新刊書店「六畳書房」ものがたり [2022.5.16] くすみ書房伝授の「小さく始めて成長する」本屋を目指して 2022年4月21日、「いらっしゃい!」と武藤あかりさんが出迎えてくれた3代目「六畳書房」。観光協会の裏手にある一本道を進むと木目調のプレハブ小屋と「本」の青いのぼりが見えてくる。 札幌から車で3時間弱、北海道の地形をひし型に見立てると一番下のとんがり部分=えりも岬にほど近いところに人口約1万1千人強の浦河町がある。 競馬ファンにはおなじみ、「優駿のふるさと」としても知られるこの小さな町に、市民出資型の新刊書店「六畳書房」が産声をあげたのは、2014年11月25日のことだった。 事の発端は、