宗教に関するt-hirosakaのブックマーク (67)

  • 空海『三教指帰』における始祖論争? - 三国与太噺 season3

    以下は加藤純隆『口語訳三教指帰』を参考、また引用をさせていただいております。 というわけでコイツを見てくれ。 コレを見てどう思う? 【文書き下ろし】 儒童・迦葉は並びに是れ吾が朋なり。汝が冥昧を愍れんで、吾が師先ず遣わす。然れども、機の劣なるに依って、浅く二儀の膚を示し、未だ十世の理を談ぜず。而るに各々殊なる途を執って、争って旗鼓を挙ぐ。豈に迷えるにあらずや 【文訳】 (或る書によれば)儒童と迦葉の二人は共に私たち仏弟子の仲間なのです。人々の冥昧な時代に之を憐れみ、仏陀はまずこの二人を(中国へ)遣わされました。しかし深い真理を受け納める機根がまだ育っていないのを見て、(儒童をして孔子と生ませて儒教を伝えさせ、迦葉をして老子となって道教を伝えさせて)まず天地・陰陽についての表面の真理を説き示させました。ここには未だ(無限の過去から永劫の未来にわたる)十世の道理については、全く言及していま

    空海『三教指帰』における始祖論争? - 三国与太噺 season3
  • 顕密体制論理解のために - 我が九条

    中世における「社会的意識諸形態」を理解するための概念が顕密体制論である。「社会的意識諸形態」とは、イデオロギーと記せば分かりやすいだろう。イデオロギーとは階級的な利害に基づいて支配階級を正当化するためのものである。 そのことを頭において郷和人氏の顕密体制論に対する見解をみてみよう。 仏教はそもそも何のためにあるのだろうか。国を鎮護するため?天皇や貴族に日々の安寧をもたらすため? 非常にイデオロギーとしての顕密仏教の特質を押さえた議論である。中世の「実在(ザイン)」においてはまさにそうなのだ。「ザイン」に注目する限り、仏教は鎮護国家のために存在するのであり、王法と仏法は相依相即なのである。そして概念としてもイデオロギーとは階級的な利害に基づいて支配階級を正当化するためにある。支配階級との関係で言えば、それが顕密仏教の正統である。顕密仏教の正統に位置づけられるのが、国家鎮護と王法仏法相依

    顕密体制論理解のために - 我が九条
  • ワケアリ写真、神社が“供養”引き受けます - 速報:@niftyニュース

  • 柄谷行人「仏教とファシズム」 - martingale & Brownian motion

    人によっては、一つ前のブログで、キリスト教について書いたので、今度は仏教だろう、と予測した人がいたのかどうかは、さだかではないが(そもそも、このブログを読んでる人なんているのか?)、正直に言えば、次に仏教について書こうと思って、前のブログを書いてた。 どうも、私は文章を「まとめる」というのが苦手だ。読みやすいように書くというのも苦手だ。漫然だらりと、思いつくままに、筆を進ませるのが性に合っているんじゃないかと思うのだが、そうすると、他の人がだれも読めない文章になってしまう。自分で読み返しても、この時何を考えていたのかすら分からない文章になりかねない。でも今回は、そんな文章にしてみたい。 掲題の論文において、まず書かれているのは、いかに仏教というのは来「排他的」な攻撃的な宗教であったのか、ということである。 インドに生まれた仏教は極めてラディカルな思想であって、それを「移植」することはやは

    柄谷行人「仏教とファシズム」 - martingale & Brownian motion
  • 拙僧、本を出します(追記:曹洞宗公式HPリニューアル) - つらつら日暮らし

    を出さないか?」というお声掛けをいただく昨今、ということで、拙僧自身研究させていただいたところからまとめて、一般の方向けのを出すことにいたしました。タイトルは『サーフィンの開祖は達磨だった』というものでございます。 皆さんも、よくご存じのサーフィン。波乗りなどともいうわけですけれども、拙僧による綿密な研究の結果、実は、あの中国に禅宗を伝来した菩提達磨(ボ-ディ・ダルマ、5世紀頃の人)がその起源、開祖であることが分かりました。拙僧にこの発見をさせてくれたのは、中国で不思議な奇跡をたくさん起こした僧侶の伝記をまとめた『神僧伝』の記述からであります。早速、その箇所を見ていきましょう。 菩提達磨。南天竺婆羅門種。神慧疎朗にして聞けば皆、悟を暁らめ、志、大乗に在し冥心虚寂にして、微に通じしばしば徹して定学、これ高し。梁の武帝、普通の初めに広州に至って、刺史を表聞す。武帝、使を遣わし、詔して至っ

    拙僧、本を出します(追記:曹洞宗公式HPリニューアル) - つらつら日暮らし
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2010/04/02
    『サーフィンの開祖は達磨だった』
  • 伊香保神社の祭神 - 恐妻家の献立表blog

    ここのところ働きづめだったのご機嫌を取るため、群馬県伊香保温泉に一泊旅行をしてきた。 最近の旅行はたいてい仕事とセットだった(遠隔地での用談のついでに観光地を経由)から、行楽のみの旅行は、貧しい私たちには久しぶりの贅沢である。 面白かったことはいくつかあったが、気になったことをひとつ。 温泉街の名物である長い石段を登り詰めたところが伊香保神社である。神社の鳥居の右手前には薬師堂がある。明治以前は一体のものであったろう。 さて、神社に行くと由来を書いた看板があり、主祭神は大己貴神となっている。いわゆる大国主命である(別の神格だという説もあるがここでは拘泥しない)。ほかにも幾柱かの神が列挙されているが、どれも記紀神話ゆかりのものばかり。 そんなはずはあるまい、と思った。元来は、ここ上州の古い神を祀っていたはずだろう。 伊香保神社は伊香保の山の恵みを神格化して、温泉の守り神としたのだろうから、

    伊香保神社の祭神 - 恐妻家の献立表blog
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2010/01/12
    ずいぶん前の記事にコメントがついたので。
  • 驚愕の『大東亜戦争祝詞集』 - 虚構の皇国

    武田政一編 瑞穂出版株式会社 昭和18年9月 「大東亜戦争」とは文字通り「神懸かり戦争」であったことを彷彿とさせる一冊であるが、その「神懸かり」ぶりの内容は、筆者の想像を超えていた。書編者による「凡例」によれば、 書は主として大東亜戦争開戦以来、約一年間に行はれたる戦争関係の祭祀の祝詞を編輯したるものにして、支那事変等に関する祝詞は、参考の為に収録したるに過ぎず。 とあるのだが、この「戦争関係の祭祀」で何をやっていたのかがビックリなのであります。 とりあえず、「珊瑚海戦・ミッドウェー・アリューシャン列島攻撃奉告祭祝詞」なるものを見てみよう。 画像でなんとか読めるでしょうか? 大営発表を祝詞にして神様に報告してるんですね。で、歴史的大敗となったミッドウエー海戦が、祝詞になるとこんなかんじになるわけです。 ……太平洋乃真中奈留ミツドウエー沖爾敵乃航空母艦群乎誘比出志、烈支伎戦乃上爾敵乃航

    驚愕の『大東亜戦争祝詞集』 - 虚構の皇国
  • ピオ12世、「尊者」に - Apeman’s diary

    における「靖国神社」とある意味で似た問題がヨーロッパにもある、ということ。 asahi.com 2010年1月6日 「ローマ法王、政治は苦手? 「尊者」認定でユダヤ人反発」(魚拓1ページ目、2ページ目) (……) ローマ法王庁(バチカン)は昨年12月19日、前法王ヨハネ・パウロ2世と第2次大戦中の法王ピオ12世を「尊者」とすることを決めた。今後「福者」を経て、カトリック最高の崇敬対象である「聖人」に列する手続きを開始したことを意味している。 ピオ12世(在位1939〜58年)は、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)を明確に批判せず黙認したとされていることから、各国のユダヤ系団体が一斉に反発。独ユダヤ人協会は「(尊者決定は)現段階では早すぎる」との声明を発表。「ベネディクト16世に失望した」(米ユダヤ委員会)、「バチカンと仏のユダヤ人社会の関係に打撃を与えた」(仏ユダヤ人団体

    ピオ12世、「尊者」に - Apeman’s diary
  • 元、前ローマ法王の「聖人」手続き別々に - 国際ニュース : nikkansports.com

    ローマ法王ベネディクト16世が、第2次大戦中のユダヤ人虐殺に沈黙を守ったとされる元法王ピウス12世を「聖人」とする手続きを始めたことにユダヤ人団体が反発している問題で、法王庁(バチカン)は23日、元法王の手続きは前法王ヨハネ・パウロ2世と同時には行わないとする声明を発表した。 ソ連、東欧の共産体制崩壊に大きな役割を果たし国際的に人気の高い前法王と元法王を明確に区別することで、ユダヤ人の反発を抑えることを狙ったとみられる。 ベネディクト16世は19日、前法王と元法王について、カトリックで最高の崇敬の対象とされる「聖人」となる前段階の「尊者」とすることを決めていた。 法王はユダヤ人との和解を強調するため来年1月17日にローマのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)を初訪問する準備を進めているが、イタリアメディアは、こうした時期にユダヤ人の反発を呼ぶことが必至な元法王の手続きを始めたことを疑問視する論調を伝

  • 禅の無霊という誤解? - つらつら日暮らし

  • 「元五斗」のあだ名が付いた道元禅師 - つらつら日暮らし

    t-hirosaka
    t-hirosaka 2009/11/24
    臨済宗の「道元禅師」
  • 書物としての宗教(補足) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091117/p1 小沢一郎の宗教に関する発言を巡って; 「西洋文明は行き詰まってる、これからは東洋(日)文明」的な夜郎自大は「近代の超克」論にも、日でのポスト・モダンの流行にも伴っていたのではないか。 それから「あらゆるものを受け入れ」というのを無批判に肯定しているのも気になる。この点に関する丸山眞男の問題提起はいまでも意味をもっていると私は思う。 最初の段落に関しては、〈ポストモダン〉或いは〈ニューアカ〉といわれた現象内部での浅田彰と中沢新一の対立、浅田彰の〈マンダラをぶち破れ〉という批判をマークしておく。因みに、1980年代後半に中沢氏は急速に梅原猛に接近した。そういえば、中沢、梅原、そして吉隆明の共著『日人は思想したか』も出ていた。さらに後の話だけれども。日人は思想したか (新潮文庫)

    書物としての宗教(補足) - Living, Loving, Thinking, Again
  • 儒教とは宗教なのか?道徳なのか? - つらつら日暮らし

    拙僧が、岩波書店から定期購読している月刊『図書』という冊子があるのですが、先月の10月号に中国哲学を専門にしている中島隆博氏の「儒教と祈り」という一文が掲載されていました。それを読みながら、拙僧自身が最近思っている重大な問題が指摘されていることに気付きましたので、それを見ていきたいと思います。 儒教と祈りと聞くと人は何をイメージするだろうか。たとえば、儒教は宗教ではなく、世俗的な倫理・道徳の教えであると理解している人ならば、儒教に祈りはふさわしくないと思うかもしれない。その反対に、儒教は宗教であり、とりわけ天に対する信仰が顕著にあると考える人であれば、儒教に祈りがあっても然るべきだと判断するかもしれない。 前掲雑誌12頁 中島氏の指摘の通り、儒教には、宗教ではないという見方と、宗教であるという見方があります。なお、『論語』「述而篇」には、孔子が「祈り」について言及する箇所が、僅かにあるそう

  • 田上太秀「『涅槃経』を読む ブッダ臨終の説法」(講談社学術文庫) - 🍉しいたげられたしいたけ

    『涅槃経』を読む ブッダ臨終の説法 (講談社学術文庫) 作者: 田上太秀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/10メディア: 文庫 クリック: 38回この商品を含むブログ (5件) を見るブッダの最期を描く「涅槃経」には二種類ある。比較的古い時代にパーリ語で書かれたいわゆる『原始涅槃経』と、紀元後にサンスクリットで書かれたいわゆる『大乗涅槃経』である。 『原始涅槃経』の現代語訳は『ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)』というタイトルで出版されており入手しやすいので既に読んだ。読みやすかった。 『大乗涅槃経』の方も読んでみたいと思っているのだが、こちらは漢訳で36巻ないし40巻の大部。現代語訳は『ブッダ臨終の説法―完訳 大般涅槃経』〈1〉〜〈4〉が出ているが、一冊6000円以上もするため、おいそれとは手が出ない。そうすると、ついつい手が伸びるのは一般向け概説書の類だ

    田上太秀「『涅槃経』を読む ブッダ臨終の説法」(講談社学術文庫) - 🍉しいたげられたしいたけ
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2009/11/12
    田上太秀「『涅槃経』を読む ブッダ臨終の説」(講談社学術文庫)
  • 2009-11-11

    多分2004年の3月に買ったiPodのバッテリーが極端に保たなくなっていたのでもう諦めようかと思っていたのだけれど、6800円払うと新替できるという話があったので、アップル・ストアに持って行った。ジーニアス・バーの予約を取らなくてはならないのが面倒。混んでいるらしくてそんな話を現場で聞いてからすぐ予約を入れようとしたら二日後でないと取れなかった。その日が今日。雨のせいなのか、がらがらだった。私の隣に来たおじさんはiPod touchをお持ちになってなにやら大きな声でお話になっておられた。 なにしろ私の物はごく初期(第二世代)のものなので機能は大変にシンプルなので、ここで使い方を教えて貰わないとわからないということはないし、40GBあるので今売っているiPod nanoに比べても2倍以上の容量がある。結局話を聞くとバッテリーを交換するわけではなくて、体ごと交換するということなんだそうで、こ

    2009-11-11
  • 疫病と宗教 - heuristic ways

    梅棹忠夫氏は、「比較宗教論への方法論的おぼえがき」(1965年)の中で、「これは、まったくの作業仮説にすぎないのであるが、疾病史と宗教史との間には、なんらかの関係が存在するのではないだろうか」と問題提起している。《人類の歴史において、疾病史という分野は、まだまったく未開拓で、断片的な歴史事実がしられているにすぎないが、もし系統だって研究がすすめられた場合には、疾病とくに流行病の蔓延と宗教の急速な普及・興隆との間に、何らかの関係が存在することが見つかるかもしれない。》 梅棹氏がその後、マクニール氏の『疫病と世界史』(原著1976年)を読んだかどうかはわからないが、マクニール氏がこので指摘している種々の事実は、梅棹氏の疑問に対する回答になっているといえるだろう。 たとえばマクニール氏は、スペイン人がメキシコとペルーを征服した際、「なぜメキシコとペルーの古来の宗教は跡形もなく消えうせてしまった

  • 『草野☆キッド』で草野さんが語ってた米・毒ガス権威VSオウム科学技術省長官の生対決映像 - 嗚呼、テレ日トシネマ-雑記-

    探したらあったのでご紹介しておきます。「え?この映像がなんなの?」という方は、「てれびのスキマ」ことid:LittleBoyさんが文字起こししてくれてますので(助かります!)、まずはそちらからどうぞ。 そして↓これが件の映像。米国生物科学兵器研究所カイル・オルソン副所長が緊急来日し、草野さんがキャスターを務めた地下鉄サリン事件についての緊急生特番『オウム真理教の世界戦略とサリン事件の謎 今夜真相に迫る!』に出演。“オウム科学技術省”村井秀夫長官と直接対決しております。 生対決!オウム科学技術省長官 VS 米・毒ガスの権威!! その1(直接対決は7:00から。「ハステロイ」についてのやりとりは8:57あたりから始まります) その2(話途中で細菌兵器のVTRに移るけど、関係ないので「その3」へ移動してください) その3(1:10あたりで草野さんが「サリンの話がまだ途中だ」といって再び話題をサリ

    『草野☆キッド』で草野さんが語ってた米・毒ガス権威VSオウム科学技術省長官の生対決映像 - 嗚呼、テレ日トシネマ-雑記-
  • ナイジェリアのウィッチハンター

    ナイジェリアのポリオワクチン否定ネタを調べていて、2年前のこんな記事を見つけた。ナイジェリアでは、イスラム教原理主義集団がワクチン否定やら反進化やらとやっているかと思えば、福音主義キリスト教がこんなことを... もはや、なにがなんだかわかりません...[Tracy McVeigh: "Children are targets of Nigerian witch hunt" (2007/12/09) on The Guardian (ウィッチハントの標的とされたナイジェリアの子供たち)] Evangelical pastors are helping to create a terrible new campaign of violence against young Nigerians. Children and babies branded as evil are being abuse

    ナイジェリアのウィッチハンター
  • 聖教電子化研究会

    ・10/09/26 校訂を行いました。詳しくはBBSへ。 ・10/07/10 平等覺經・稱讃淨土經を追加 ・10/01/03 新コンテンツ「聖教以外」はじめました! 上部のメニューよりご覧ください ※はじめての方はまずこのサイトについてをお読みください。誤字脱字の報告、ご意見、ご質問などはBBSまで。 聖教目次 真宗聖典のS_JIS外の文字一覧 / 聖教全書のユニコード外の文字一覧

    聖教電子化研究会
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2009/08/07
    浄土仏教電子テキスト
  • 三皇 祝融(しゅくゆう)