ソフトウェアエンジニアの中には、(手)作業を一生懸命行って、仕事した気になる人がいます。あるいは、開発組織の中には、手作業の手順を文書化して管理することを重要視していたりします。 単純な作業は、コンピュータが得意とするところです。ところが、それは、作業手順を自動実行可能なスクリプトとして人間が用意することで達成される訳です。 したがって、ソフトウェアエンジニアとしては、誰かから作業を引き継いだり、作業を指示された時に、「これはコンピュータにやらせるべきことか、それとも、やはり人間しかできない内容なのか」を考えることが求められます。そして、作業は積極的にコンピュータによる自動化を行うことを心がけることが重要です。 手作業や手順書の大きな問題点は、作業をきちんと行ったことを監査できないことです。作業手順が文書化されていても、実際の人間が間違いを繰り返せば、対策として、手順書をきちんと守ったかを