10年後、人は普通のメガネと同じようなウェアラブルデバイスを装着して、現実と見分けられないほどのAR(拡張現実)を体感し、考えたことを脳からダイレクトに表示してコミュニケーションできる──。米Facebookは4月19日(現地時間)、年次開発者会議「F8 2017」の2日目の基調講演で、こんな未来を示しました。 Facebookが示したロードマップによると、10年後のネットワーク、AI(人工知能)、ARとVR(仮想現実)の到達目標が、上記のような状態なのだそうです。SFじゃなくて、現在からつながった10年後の話として、世界有数の頭脳の持ち主たちが淡々と、あるいは熱く語りました。 マーク・ザッカーバーグCEOはいつも、耳にタコができるほど「Facebookのミッションは世界中の人々をつなげること」だと言っています。 彼にとっては、ネットワークもAIもARもVRも、そのための手段です。 人々を
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