印刷 メール モード、もう魅力ない? 哲学者・鷲田清一さんに聞く 関連トピックス ファーストリテイリング 異色の素人モデルを登場させて「社会との違和感」を独自に示した2004年秋冬ヨウジヤマモトの作品=大原広和氏撮影 コムデギャルソンは一貫して反骨的な作品を発表してきた(07年春夏)=大原広和氏撮影 最近は着やすい「自然体の服」が多くなっている。12年秋冬ステラ・マッカートニーの作品=大原広和氏撮影 鷲田清一さん 1980年代から90年代、身体論などの視点から優れたファッション論を自在に展開した哲学者の鷲田清一さんが最近、モードについてあまり語らなくなった。アンチ・モードも出尽くし、画一化・保守化にひた進む昨今のモード現象は、もう論評の対象としては魅力や意味を失ってしまったのか。京都の研究室を訪ねた。 ――最先端ファッションのモードに距離を持ち始めたのはいつごろですか。 「90年代半ばまで
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