日韓のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)は、韓国側の破棄通告により23日午前零時に失効するとみられていたが、その寸前の6時間前に、破棄の停止(=延長)が発表された。 日本人だけが知らない「日本の強さ」の正体…アジアで見た意外な現実 そもそも2017年5月の大統領選で、韓国の文在寅大統領は公約としてGSOMIA破棄を言っていたが、まさか実行はしないと思われていた。 しかし、日本が今年7月1日、韓国における輸出管理の不適切事案を理由として、韓国向けの輸出管理を見直したところ、韓国側は、8月23日に筋違いといえるGSOMIA破棄を日本側に通告してきた。 後で詳しく述べるが、この間日本は、韓国の理不尽な対応をほとんど無視しており、何もしていない。すべては韓国側のまさに「一人芝居」、自滅であった。 まず、日本の新聞各紙の社説を見ておこう。 朝日新聞「日韓情報協定 関係改善の契機とせよ」(https