撤去が決まった平和モニュメント=横須賀の中央公園 平和や核兵器廃絶を訴えるシンボルとして横須賀市の中央公園(同市深田台)に設置されている「平和モニュメント」が、来年1月から撤去される。定期的なメンテナンスがなされず、老朽化により安全性に問題が生じたため、管理者の市が中央公園の改装に合わせて撤去を決めた。新たなモニュメントは、恒久平和を訴えるコンセプトを維持しつつ2020年度中にリニューアルするという。 平和モニュメントは高さ約20メートルのステンレス製。折れ曲がった塔と、それを支えるような塔の二つで構成される。1989年に市が「核兵器廃絶・平和都市」を宣言したのを契機に、その意思を広く内外に示そうと92年に設置された。 設計者は、横須賀市出身の彫刻家で当時武蔵野美大教授を務めていた最上寿之さん(故人)。91年にあった彫刻家10人による設計コンペで選ばれた。「核兵器のない天上界(宇宙)と、わ
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