茨城県の大洗町でボラが大量発生しているという。 デイリーポータルZの、大量発生に対するモチベーションは高い。(例:「ボラ大量発生」、「横浜でクラゲ大量発生中」、「エスカルゴは大量発生しているのか?」) はたしてどれほど大量発生しているのか、見に行った。
為末大学 オリンピックを考える◆為末大(ためすえ・だい)1978年(昭和53年)5月3日、広島市生まれ。広島皆実高-法大。400m障害で世界選手権で2度(01年、05 年)銅メダル。五輪は00年シドニー、04年アテネ、08年北京と3大会連続出場。自己ベストの47秒89は、現在も日本最高記録。12年6月の日本選手権 で現役引退。現在は社会イベントを主宰する傍ら、講演活動、執筆業、テレビのコメンテーターなどマルチな才能を発揮。爲末大学の公式サイトは、http://tamesue.jp/ 毎回起こることだけれど、選手が結果を出せなかったとき、批判が出る。その批判の中には「選手の強化費は国費から出ているものだから、当然選手は結果を出すべきだ」というものがあるが、いったい、どの程度選手には強化費が使われているのだろうか。 強化費に関して計算の仕方にさまざまな考え方があるので、どの程度、正確なのか分か
積もった雪に穴を掘って中で寝る。いわゆる雪洞ビバークである。冬眠中の熊みたいだが、冬山に登る人は普通にやる事らしい。 冬の登山は装備がたくさん必要なので、テント分の荷物を減らしたくて雪洞を選ぶ人もいる。本当は日帰りするつもりだったんだけど、トラブルが起きた為に雪洞を掘って急場をしのぐ場合もある(その時点で遭難なんですが)。 今のところそういう目にあったことはないが、いつ雪洞ビバークをする羽目になるかも判らない。という事で、雪深い山の麓でビバークの訓練をしてきました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチン
稚魚の減少などにより、卵からの養殖技術の開発が進められているウナギについて、一度に大量に育てることができる新たな手法が見つかり、将来、ウナギの安定供給につながるのではないかと期待が寄せられています。 日本食に欠かせないウナギは、稚魚であるシラスウナギを捕獲し、それを育てることで生産されていますが、近年は乱獲などから漁獲量が大幅に減少し、日本では去年、絶滅危惧種に指定されています。 このため、国内ではウナギを卵から養殖する技術の開発が進められていますが、これまでは水をきれいに保たないと死んでしまうため、20リットルほどの小さな水槽でないと育てることができませんでした。 こうしたなか、独立行政法人の水産総合研究センターのグループは、水の入れ替え方法を工夫することにより、これまでの50倍の1000リットルの水槽で、卵からふ化したものをシラスウナギにまで育てることに成功したということです。 水産総
博物学の時間: 大自然に学ぶサイエンス 作者: 青木淳一出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2013/09/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 本書はササラダニの分類が専門のダニ学者,青木淳一による50年に及ぶ研究生活を振り返ってのエッセイ集のような書物.もともと東大出版会のUP誌に連載していたエッセイに大幅に加筆して一冊にまとめたものだ. 第1章でNatural History(最近「自然史」と訳されることが多いが,「博物学」でいいではないかというのが著者の見解だ)の楽しさ,意義,日本の豊かな自然が語られる. 第2章は分類群や種の名前についての蘊蓄が語られる.現在和名についてはカタカナ表記が標準だが,著者が編纂した図鑑では意味がわかりやすいように漢字表記を添えたそうだ.たしかに臭亀(クサガメ),嘴太烏(ハシブトガラス),鍬形虫(クワガタムシ)などと書いた
株価の動きに注目していたのは、投資家たちだけではない。1980年10月、多くの科学者たちもまた、ジェネンテックという新興企業のIPO(新規株式公開)の行く末を見守っていた。IPO時点でこの創立4年目のベンチャーが販売していた製品数はゼロ。しかし、1つの製品すら持たないジェネンテックの株価は取引開始20分で35ドルから80ドルに急上昇した。このときジェネンテックが調達した3800万ドル以上という金額は、当時の株式市場の新記録である。 なぜ科学者までもが、実験室を離れ市場のニュースに注目したのか? それは、ジェネンテックが「サイエンスそのものをビジネスにした会社」だったからだ。もちろん、ジェネンテック以前にもサイエンスをビジネスに活用した企業は数多い。半導体や通信、先端材料に関連した事業であれば、サイエンスの活用は決定的に重要だ。そもそもどんな業界であれ、サイエンスと無関係ということはないだろ
作者:Jr.,ジョン・D. アンダーソン 出版社:京都大学学術出版会 発売日:2013-12-18 飛行の夢に挑んだ人々の、技術開発の物語である。航空工学を専門とする著者が、飛行機技術進化の歴史を、多くの図版と少々の数式、そして科学者・技術者の人生とともに描き出す。技術発展の経緯を丹念に追うと、科学と技術がどのように共鳴するのか、技術がどのように積み上げられていくのか、そして技術がどのように世界を変えるのかが見えてくる。あるときは科学的真理の発見が技術を飛躍させ、またあるときは発明家の無謀な挑戦が常識を覆すような自然への深い洞察をもたらしてきた。 本書で最初に取り上げられるのは、あのライト兄弟、ウィルバー・ライトとオリバー・ライトである。1903年12月17日のアメリカで、ウィルバー・ライトが操る機体ライトフライヤーは、12秒間空を舞った。そのとき到達した3mという高度を「大空」と呼ぶのは
日経ビジネス2月10日号の特集「働き方革命」では、労働時間にメスを入れることで競争力を高めようとしている企業のケーススタディーを掲載した。 ダラダラと働く文化を変えて労働生産性を高める、多様な働き手を集めるなど、企業の狙いは様々だ。この連載では誌面に取り上げられなかった企業の事例や、「働き方革命」によって自らの働き方や意識を変えたビジネスパーソンを紹介しよう。 「1000円、10分カット」。理美容業界で異端とも言えるビジネスモデルで成長を続けるQBハウス。今、雇用の面でも、業界の常識を覆す動きを見せ始めている。 朝10時の開店とともに、引きも切らずに客が入ってくる。ショッピングモールの中にある「西友小手指店」(埼玉県所沢市)は、ここから昼過ぎまでが書き入れ時だ。家族で西友に買い物に来た夫が、妻や子供が買い物をしている間に髪を切ろうとやってくるケースが多い。 同店で一心不乱にハサミを動かし続
Voyager Golden Record 紙にインクで記された八分音符や四分音符が音楽なのではない。音楽とは空気中に響く圧力波の連続でもない。レコード盤に刻まれた溝でも、CDに焼き付けられたくぼみでもない。聴き手の脳内に引き起こされるニューロンの交響でもない。音楽は、情報そのものだ。〜 ジェイムズ・グリック 1948年、AT&Tベル研究所のクロード・シャノンが、『通信の数学的な一理論』という題名の小論文を発表し、初めて情報を数学的な量として定義した。単位は0と1のbinary digit(二進数字)で、後に省略されてbit(ビット)と呼ばれるようになった。ジェイムズ・グリックによる『インフォメーション 情報技術の人類史』は、そのような情報単位の誕生、情報の起源、伝達手段の進化、最新の処理技術を、緻密にドラマチックに描く物語だ。 目次プロローグ第1章 太鼓は語る第2章 言葉の永続性第3章
それにしても人は人が好きだ。 私は、なにせ家に閉じこもってマンガ家をやっているくらいだから、ありていにいって人はあまり好きくないのだが、世の中の人は本当に人間が好きなのだった。 ええと、その話にはあとでリンクする予定だ。 巷を騒がせているゴーストライター問題だが、渦中の当事者に近しい人のみならず、実に様々な人が様々な立場から様々な見解を言挙げている。 私はといえば「ゴーストライダーを思い出す人とゴールドライタンを思い出す人の戦い」などと意味不明のつぶやきをして、そのままそれっきりだ。なんにせよ、どちらを思い出しても、その人は私同様あまり人づきあいはよくなさそうだ。 保留しているのは、なにしろまだ不明な点が多い、ということもある。全聾、もしくは難聴とされていることに対する検証も、かなり繊細な注意が必要だと思う。先走った不確かな予断で両者への批判、もしくは擁護的なことは書きたくない。 とはいえ
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