Mozilla Foundationは、成功をおさめたデスクトップブラウザ「Firefox」の携帯端末バージョンの開発に長期にわたって取り組んでいる。2008年4月には、Firefoxを携帯電話やほかのハンドヘルドデバイスで使えるように新たな活動を開始し、そのプロジェクト名が「Fennec」であることを明かした。 その取り組みの成果として、「Maemo」モバイルLinux搭載のNokia製タブレット型端末「N800」シリーズ上で、アルファ版が利用できるようになっている。しかし、この近く登場する予定のブラウザは、ほかのプラットフォームで使用できることも目指している。 ZDNet UKは、バルセロナで開催されたMobile World Congressで、MozillaのモバイルビジネスのトップであるJay Sullivan氏に取材し、モバイル版Firefoxウェブブラウザの進展と針路について