[デトロイト 7日 ロイター] 米ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは、手元資金が底をつくまであと数カ月となった時点で、「つぶすには大き過ぎ、破たんさせるには米経済が弱過ぎる」と、渋々ながら結論付けた議会によって救済され、破産法適用の事態は免れることができそうだ。 12月7日、ゼネラル・モーターズ(GM)は破産法適用の事態は免れることができそうだ。写真は同社が生産するGMCブランドのSUV。デトロイトで撮影(2008年 ロイター/Carlos Barria) 悪いニュースは、と言えば、GMが引き続き連邦政府監視下での苦痛を伴うリストラに向かって進んでおり、投資家、債権者、販売代理店、従業員には破産法適用申請時とほぼ同様の打撃が待ち構えていることだろう。 少なくともGMの9工場では操業が休止され、3万人が追加削減の対象となり、退職従業員は医療保険費の負担増加に直面、債券保有者は額面1ドルに