2009年のデジタル・エンタテインメント業界で、もっとも注目すべきポイントは、ゲーム機が、どんどん「ゲームを楽しむだけのもの」ではなくなっていくことです。 もっともわかりやすい例が「映像配信ビジネス」でしょう。ゲーム機はリビングに置かれるようになり、あるいは外出先に持ち運べるものになりました。そこで「映像を楽しむ」という使われ方が、日本でも、ゆるやかに一般化していくと考えられます。 北米では、据え置きゲーム機は、すでに映像を受信するための端末として認知されています。Xbox 360は、大手映画配給会社と組み、映画やテレビドラマなどを見られるようになっています。 そして、遅ればせながら、日本でも「みんなのシアターWii」などのシステムが、昨年からスタートしました。ゲーム機を介して、特撮番組やアニメ番組などを中心に、過去の人気コンテンツを購入できるようになっています。 好きなときに、好きな映像
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