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2006年12月25日のブックマーク (4件)

  • 茂木健一郎の書評ブログ: 『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)(下)』<br>(岩波現代文庫)

    →『ご冗談でしょう、ファインマンさん』〈上〉を購入 →『ご冗談でしょう、ファインマンさん』〈下〉を購入 大学院生の頃、このをくり返し読んだ。10回は読んだのではないか。私が当時読んだのは英語の原書だったけど、この大貫さんの訳はとても良く出来ている。 ファインマンのいたカリフォルニア工科大学は学部学生が一学年に200人しかいない小さな大学だが、ノーベル賞学者をこれまでに30人も出している。とてつもなくアタマの良い人たちの集まっているところなのだが、その中でもファインマンは格別にアタマが良かった。 アタマが良いと言っても、シリアスな顔をしてもっともらしいことをする、というような賢さではない。はちゃめちゃなアタマの良さなのだ。もともと、物理学はこの世界の秩序のもっとも奥深くにある秘密を引き出す学問である。並大抵のアタマの良さではできない。人は、アタマの良さを突き詰めていくと、突然無重力の明るさ

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  • 考える脳 考えるコンピューター - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「スーパーエンジニアが脳を解明!」 脳関連の書籍が激しい勢いで多数出版されているが、脳の知性を実現する実装手法まで示唆したものは少ないだろう。 書の著者Jeff Hawkinsは、圧倒的シェアを誇る携帯端末「Palm」の生みの親であるスーパーエンジニアである。いわゆる人工知能を駆使した文字認識システムの出来の悪さに驚いて、Palm搭載の標準文字入力手法である「Graffiti」を2日で開発してしまったほどのハッキング力を持ち、Palmマニアからは神のように尊敬されている好人物である。そのような究極の成功者であるエンジニアが何故突然脳の研究を始めたのかと思ったら、実は順番が逆で、学生時代から興味があった脳の研究を好きなだけ行なえるようにするために携帯端末ビジネスを立ち上げて大成功させたということらしい。凄すぎる! さて、Hawkins氏の理論によれば、知能の源泉は脳の

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  • ITは孤独を救う!?――“2次元彼氏”と過ごすラブラブXmas

    今年もまた、あの日が来た。響くジングルベル。輝くイルミネーション。カップルは愛を語り、子どもたちはサンタさんからのプレゼントを待つ。年に1度のクリスマスイブだ。 だが待て。IT戦士たるもの、世の風潮に惑わされて浮かれ騒ぐべきではない。イブも人生の貴重な1日。普段と変わらずキーボードを叩き、IT道にまい進するのだ。そう、PCを立ち上げ、「2ちゃんねる」「YouTube」「mixi」と巡回し、ニヤニヤ、ハァハァ、ニヤニヤ、ハァハァ―― むむっ。何やら空しくなってきた。日曜日のクリスマスイブ、友人のmixi日記もそうそう更新されやしない。だいたい記者とて20代の独身女子。イブにニヤつきながらPC画面にいついている場合なのか。素敵な男子とともに、心ときめく幸せな時間を送るべきではないのか。ITの力を借りれば、それは可能なはずだ。 (※)注:記者は昨年まで3年間連続で「ITの力でクリスマスを幸せに

    ITは孤独を救う!?――“2次元彼氏”と過ごすラブラブXmas
    tenkoma
    tenkoma 2006/12/25
    「2ちゃんねる」「YouTube」「mixi」と巡回し、ニヤニヤ、ハァハァ、ニヤニヤ、ハァハァ,って.
  • 視点・論点「まん延するニセメディアリテラシー」 - rna fragments

    なんか流行ってるらしいので便乗タン。 みなさんは、「ニセメディアリテラシー」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。 これは、見かけはメディアリテラシーのようだけれども、実は、メディアリテラシーとはとても言えないもののことで、「ウヨク」や「サヨク」などとも呼ばれます。 『そんなものがどこにあるんだボクは中道ですYO!』とお思いの方も、例として、「イラク邦人人質事件は自作自演」や、「富田メモは捏造」や、「永田メールの署名は「掘江」だった」、などの噂を挙げれば、『ああ、そういうもののことか』と納得されるかもしれません。それとも、かえって『え?』と驚かれるでしょうか。 よく知られている格言の一つに『嘘を嘘と見抜けない人には(略』というものがあります。メディアリテラシーはメディアの嘘を見抜く力だというのです。もちろんどんなメディアにもそれなりの間違いはありますから、嘘に注意する必要はあるでしょう

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