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ブックマーク / dankogai.livedoor.blog (134)

  • Homo Ikiataribattus - 書評 - 人体 失敗の進化史 : 404 Blog Not Found

    2006年07月31日18:00 カテゴリ書評/画評/品評 Homo Ikiataribattus - 書評 - 人体 失敗の進化史 志村さんに先を越されてしまった。 人体 失敗の進化史 遠藤秀紀 志村建世のブログ: 「人体 失敗の進化史」と女性の生理「人体 失敗の進化史」(遠藤秀紀・光文社新書)という、とびきり面白いを読みました。筆者は遺体解剖を天職とする獣医学者でが、人間とはどのような生物であるのかを、進化の歴史を踏まえて、じつに興味深く説明してくれています。私は遠藤節の大ファンで、すでに 404 Blog Not Found:解剖男あらわる 404 Blog Not Found:パンダの死体はスキャンできるか? と二度も書評していることもあるのだけど、書も一entryを書評に割くだけの価値がある。 今まで独自の視点で動物、特にほ乳類の解剖に取り組んできた筆者が、ヒトそのものにメス

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  • 404 Blog Not Found:弱者救済は死者をもってせよ

    2006年07月27日23:00 カテゴリMoney書評/画評/品評 弱者救済は死者をもってせよ ところが、その強者があいかわらずぬるいのに、その地位がより安定してしまったところに今日の問題があるのではないか。 働くということ ロナルド・ドーア 分裂勘違い君劇場グループ - 劇場管理人のコメント - 弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ 一度も強者になったことのないヤツには、想像もつかないだろうが、実は、ほとんどの強者は、かなりぬるい。 その上、彼らの確固たる安定した地位は、見た目ほど安定なんかしてない。 つけ込む余地、蹴落とす余地なんてありまくりだよ。 ちょっと視点を変え、ちょっと工夫するだけで、逆転するチャンスなんて、いくらでもあるんだ。ここで強者の種類を二つにわける。フロー強者とストック強者だ。 フロー強者は、ぬるい。その時点における自分

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  • There's more than one way to do it together : 404 Blog Not Found

    2006年04月09日18:52 カテゴリValue 2.0Art There's more than one way to do it together このEntryには、ずいぶんと反響があった。 404 Blog Not Found:志まで雇われたいの? 会社2.0に取りかかる前に、せめて会社1.0をリリースしませんか、みなさん。反響はかなりばらつきがあった。ただ、強いて言えば、反響の多くは、「職場 = 会社」という考えに囚われているようにも思われた。 実はこのことはある程度想定していた。だから最後の行はあのようにした。そこでは、あえて会社以外の職場というものを出さず、話を会社というものに縛ったのだ。だから、実はこの話には続きがある。 しかし、会社ばかりが職場ではない。実は会社1.0がきちんと機能するには、「会社以外の何か」が欠かせないのである。会社以外の「場所」があって、はじめて会

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    tenkoma
    tenkoma 2006/07/16
    漫画家やミュージシャンからしたら、「なに眠たいこといってるんだ」以外の何者でもないだろう。まだ基本給が出る分ソフトウェアエンジニアの方がマシ
  • 3+2×4=20 # 電卓では : 404 Blog Not Found

    2006年07月15日14:30 カテゴリMathLightweight Languages 3+2×4=20 # 電卓では これ、間違っているのは教わる側ではなく教える側なのではないか? st: op: CE/C 7 8 9 ÷ 4 5 6 × 1 2 3 − 0 . = + Sankei Web 社会 3+2×4=20? 四則計算、小6の4割誤答(07/14 21:08) 「3+2×4」(正答は11)という基的な四則混合計算では小5の3分の1、小6の4割強が誤答し、深刻な計算力不足がうかがえる。 実際、電卓のキーをこの順番にたたけば、確かに20と表示される。 ←に電卓をサクっとjavascriptで作ってみたので確認してみて欲しい。 算数・数学が得意になる 芳沢光雄 実のところ、なぜ掛け算と割り算を足し算と引き算より先にやるのかというのは単なる約束事に過ぎない。そういう約束ごとにし

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  • アバウト「アバウトアインシュタイン」 : 404 Blog Not Found

    2006年07月11日18:20 カテゴリ書評/画評/品評SciTech アバウト「アバウトアインシュタイン」 コマネチ大学数学科第11講を見て注文した書がやっと到着した。 アバウトアインシュタイン 竹内 薫 薫日記: 附属高校講義この前の芸大講義と似た内容だが、今回は、芸術とか視点よりも、「考え方」に重点をおいて高校生向けに話をしたつもり。 教科書は「アバウトアインシュタイン」。(芸大講義のときもそうだった) 結論から言うと、かなりの良著であると思う。 「アインシュタイン、はじめの一冊」といってもいい。 書の魅力は、なんといっても「相対的に」アインシュタインを語っていることにある。単なる物理学者アインシュタインだけではなく、学習障害児としてのアインシュタイン、男としてのアインシュタイン、亡命者としてのアインシュタイン....ところどころちりばめられたアインシュタイン語録も絶妙で、これ

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  • 21世紀のコアメモリー : 404 Blog Not Found

    2006年07月11日12:00 カテゴリSciTech書評/画評/品評 21世紀のコアメモリー おお、GIGAZINEでMRAMが取り上げられている。 見てわかるパソコン解体新書 大島 篤 GIGAZINE - DRAMに代わる次世代のメモリ「MRAM」とは何か書き込みや読み出しがSRAMと同じレベルで、DRAMと同等の大容量が確保でき、フレッシュメモリのような不揮発性を持ちながら、低消費電力なわけです。そう。この通り夢のメモリーなのだが、なかなか実用化は大変なようだった。 このMRAMに関する解説で一番よかった(というよりそもそも出版物として出ている資料は少ないが)のは、実は↑の「見てわかるパソコン解体新書」シリーズ。Vol.5まで出ていて、そのどの巻かは失念したのだけど、未来のメモリーのところでちゃんとMRAMを図解入りで解説していた(申し訳ない。今実家にあるのだ)。 もはや中古でし

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    tenkoma
    tenkoma 2006/07/11
  • あまりにも痛ましい現状認識が多すぎる : 404 Blog Not Found

    2006年07月07日02:00 カテゴリMediaRecruit あまりにも痛ましい現状認識が多すぎる たとえばこんな風に。 思考実験:2010年「殺傷ゲーム禁止法」制定 - Alternative 笑門来福 [ITmedia オルタナティブ・ブログ] あまりにも痛ましい事件が多すぎる。 あまりに痛ましくて、「部下」であるKennさんまで乱入してきた。 CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance だいたい、まぁ、どう割り引いて見ても、元のエントリはクソだったわけですよ。 まあどう痛ましいかはすでにKennさんをはじめコメント欄とその他TBにあるから、それらに書いてあることはここでは述べない。ここで述べたいのは、いいとしこいた大人でも、報道即世界の縮図だと思い込んでしまうことの格好の実例になっていることだ。 多いのは、痛ましい事件そのものでは

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    tenkoma
    tenkoma 2006/07/07
    事件は情報消費者の頭の中で起きている
  • フェルマーのなぞなぞ - 書評 - フェルマーの最終定理 : 404 Blog Not Found

    2006年07月04日09:40 カテゴリ書評/画評/品評Math フェルマーのなぞなぞ - 書評 - フェルマーの最終定理 これ見て英語版を注文したのだけど、待てなくて邦訳文庫版も注文したが大正解だった。 フェルマーの最終定理 Simon Singh / 青木薫 訳 [原著:Fermat's Enigma] [を] 「フェルマーの最終定理」が文庫で登場私の超おすすめである「フェルマーの最終定理」[2005-10-30-1]が 文庫で出ました! 原著はまだ読んでいないのでSingh人の論評は保留するが、すばらしい数学史のだ。専門書以外でこの話題を扱ったものとしては、今まで読んだ中でもっともよく書けていると思う。多少数学の素養があれば、ブルーバックスの「フェルマーの大定理が解けた!」もよいが、一般向けというにはちょっと難しいと思う。なにしろ著者はこの話題を扱うために、ピュタゴラスまで

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  • 納税者に税務署員までやらせる国 : 404 Blog Not Found

    2006年07月01日00:20 カテゴリTaxpayer 納税者に税務署員までやらせる国 要はそういうことである。 弥生会計 06 弥生 内田樹の研究室: Why do only fools pay the tax?昨年度の課税売り上げ高(収入から消費税が課税されない収入を差し引いた金額)が1,000万円を超える事業者は来年から消費税の課税事業者となるから届け出をしろというのである。結論から言うと、「課税事業者」になるということは、「あなたは税務署外税務署員になります」ということになる。源泉徴収モデルというのは、端的に言えば勤務先=税務署ということなのだ。そして、自分で自分を雇用していれば、自分=税務署員と相成る。この辺は「 源泉徴収と年末調整」に詳しい。当初張ったアフィリエイトはそっちだったのだが、マーケットプレイスでしか手に入らないということで、「源泉徴収」で検索してトップに来たのを

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  • 反社会学講座 : 404 Blog Not Found

    2005年04月09日00:06 カテゴリ書評/画評/品評 反社会学講座 不勉強なことに,私はマッツァリーノ氏を知らなかったのですが日ファンになったのでここに表明します。 反社会学講座 パオロ・マッツァリーノ 404 Blog Not Found:日経ヨクヨマナイ -- 草野さんのコメント日経BPから出ているムック「日経ビズテック」で 「日経よく読まない人」という連載があります。 しかも書いてるのがパオロ・マッツァリーノ氏。 ぐぐって見たらここに。これだけわらわかせてもらっておひねり出さないわけにも行かないし、吉田戦車の表紙も見たいしというわけで注文すますた。 Dan the Newbie Fan Thereof 追伸:この反社会学講座の「まとめ」、fortune(1)のネタによさそう。 「書評/画評/品評」カテゴリの最新記事

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  • 蕎麦を打ってる暇があればバクチを打て : 404 Blog Not Found

    2006年06月30日12:15 カテゴリ書評/画評/品評Psychoengineering 蕎麦を打ってる暇があればバクチを打て 書を書評するには絶好の日和とでも言おうか。 それでいいのか 蕎麦打ち男 残間 里江子 老年人口21%で世界最高、年少は最低…日 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)日の老年人口(65歳以上)の割合が21・0%で世界最高になる一方、年少人口(15歳未満)は13・6%で最低となったことが、総務省が30日に公表した2005年国勢調査の抽出速報集計結果で明らかになった。書は、団塊の世代の最後、1950年に生まれた著者による団塊の世代の現状と提言である。 「団塊の世代による団塊評」の中では、最も「自分たちに厳しい」評だと言える。その点は「団塊老人」などの類書とは一線を画している。目次を見るだけで、それは明らかだ。 第1章 蔓延する蕎麦打ち男 第

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  • 数学の限界が計算機の限界を規定する : 404 Blog Not Found

    2006年06月27日22:20 カテゴリMath 数学の限界が計算機の限界を規定する そのことは、ヒルベルトという人が考えて、ラッセルという人がせっせとやっていた。 ゲーデル・不完全性定理 吉永 良正 最上の日々しかし、コンピュータ上のデータとしてなら、いかなる前提も省略せずに書いてかまわない。 データ型のクラスの性質、関係をプログラミング言語で定義し変数を宣言するのと同様にして、数学の前提条件も完全にもれなく記述する事ができるだろう。 そして、ゲーデルに打ちのめされた。 それが、不完全性定理の主張するところだ。そして、不完全性定理の主張は、プログラムの停止問題と同意である。 不完全性定理は驚くほど簡単で、なぜ過去の数学者たちが思い足らなかったのかが不思議なぐらいである。聞けばなるほどなので是非知っておいてもらいたい。知らない人は↑の吉永氏のがよいだろう。証明だけならぐぐればいくらでも

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  • 若者孝行、したい時には若者はなし : 404 Blog Not Found

    2006年06月25日05:30 カテゴリTaxpayer書評/画評/品評 若者孝行、したい時には若者はなし その若者そのものが減っているという状況で、そうなるのだろうか? 日ニート・世界のフリーター 白川 一郎 My Life Between Silicon Valley and Japan - 若い人が自由な発想で挑戦できる風土、その挑戦が称賛される社会「若い人が自由な発想で挑戦できる風土、その挑戦が称賛される社会」に、日がゆっくりとでも変化すればいいと思うが、まだまだ時間がかかるのだろう。そういう風通しのよい社会が実現され、若い人たちの閉塞感が少しでも払拭されるよう、できることを少しずつでも、やっていきたいと思う。結局のところ、民主主義が一人一票を謳っている以上、票の数からして負けている。Baby Boomerが合州国を動かしたのは、数の力も無視できないのだ。 もちろん多ければ

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    tenkoma
    tenkoma 2006/06/26
  • なぜ胎児を殺してはいけないか : 404 Blog Not Found

    2006年06月21日13:25 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer なぜ胎児を殺してはいけないか 日語は主語が省ける故か、一般論に還元すべきでない問題が一般論化しやすいように感じる。 なぜ人を殺してはいけないのか 小浜 逸郎 平たく言うと、「あなたの問題」が「みんなの問題」になりやすいということだ。しかし、還元せず「そのまま」扱うべき問題というのは確かにあり、そしてこの問題はその最もたるものの一つだ。 煩悩是道場 - レイプされて出来た子供は堕胎して良いか 良いとか悪いとか当事者以外が決められる問題じゃないだろう、と思う。 というのであれば、 その子の命を奪う権利はおまえらにはない。 と言う権利はあなたにはないはずなのだ。あなた自身が当事者でない限り。 とはいえ、一般論なしで、他に依るところなく、「当事者だけで解決せよ」と突き放すには、あまりに一般的な問題でもある。なにしろこの国

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  • 勝敗でなくて勝負 : 404 Blog Not Found

    2006年06月14日16:45 カテゴリValue 2.0 勝敗でなくて勝負 しかし、負けがありえない勝負ほどつまらないものもまたないのだ。 仙石浩明の日記: 負けることを恐れるあまり、勝つことに価値を見いだせなくなってしまった人たち しかし、なぜ負けた人がその分野にこだわる必要があるのか? ある分野で負けても、他の分野で見返してやればいいではないか。 みんながそれぞれ自分に一番向いていることをすれば、 「勝ち組」の割合はずっとずっと増えるだろう。なぜ我々が勝負に魅せられるか?勝負してみないとわからないからである。 勝敗を決めるだけなら、ルーレットでいいのだ。以下に勝敗ゲームを用意してみた。 この、あなたの お楽しみいただけただろうか?私は3回で飽きてしまった。 勝敗だけ欲しければ、皆が皆これを使えばいいのだ。 さいの目ほど公平なものはないのだから、格差社会もありえない。 もちろん、こう

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    tenkoma 2006/06/17
    人生,一度きり.勝負,人生あるかぎり.
  • Be a Driver, Not a Backseat Driver : 404 Blog Not Found

    2006年06月11日14:30 カテゴリTaxpayer Be a Driver, Not a Backseat Driver 働いたから大団円を迎えられるとは限らない。 ゾウの時間 ネズミの時間 川 達雄 だからといって、働く事なしの大団円というのは、ありえない。 昼サイブログ - 文字数オーバーの為コメントからTBに切り替えました それは働けば大団円って事でしょうか? ここで言っている「働く」というのは、「雇用されて給与を受け取る」という狭い意味、ではない。 「自分以外の誰かのためになす事」すべてだ。 だから、せどりもblogも立派な「働き」ではある。 それが評価されるかどうかはまた別問題ではあるが。 予防接種で死ぬ人も居ますよね しかしそれで死を免れたものは、さらに多い。 重要なのは、「明日のために今日痛い思いを経験させる」という親心があったかどうか、ということ。「明日出来ること

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    tenkoma 2006/06/14
    ゾウの時間 ネズミの時間
  • 山口真美は赤ちゃん世界をどう見ているのか : 404 Blog Not Found

    2006年06月07日00:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 山口真美は赤ちゃん世界をどう見ているのか このEntryではネタにしてしまったが、実際すごい面白いであった。 赤ちゃんは世界をどう見ているのか 山口真美 ただし、彼女の前著である「視覚世界の謎に迫る」をすでに読んだ人を除く、かな。 典型的な同工異曲、という奴で、図版に至っては半分以上共通である。あまりに似ているので、私は最初重複買いを疑ったほどだ。どちらもメインテーマは、赤ちゃんの認知発達の様子を通して、「脳は世界をどう見ているのか」に迫ることにあり、またそれが彼女の研究テーマなのだが、ここまで似ているとむしろ「視覚世界の謎に迫る」との相違点を箇条書きして欲しくなる。 まあたいていの人は、ブルーバックスも平凡社新書もどっちも買う、ということは少ないので、「理解者を増やす」という点ではこういうアプローチもありだとは思

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  • 過ぎたる機会は及ばざるがごとしか : 404 Blog Not Found

    2006年06月05日02:25 カテゴリValue 2.0 過ぎたる機会は及ばざるがごとしか いや、むしろ地味でも身に付けば潰しの利く能力と、派手でも潰しの利かない能力がほとんどなのではないだろうか。 派手 ↑ 潰しが利かない ←+→ 潰しが利く ↓ 地味 雑種路線でいこう - 再チャレンジできればよいのか世の中には派手で身につけば潰しの利く能力もあれば,地味で身につけても潰しの利かない能力もある.もし市場が働くのだとしたら、自然とそうなるはずだ。ここで「派手」を、「みんながやりたがる事」、「潰しが利く」が「市場で高値が付く」、「地味」「潰しが利かない」をその反対として捉えると、「派手」な能力はそれが派手になればなるほど希望者が増え、価格が下がり「潰しが利かなく」なるはずだ。実際マスメディアやクリエイターといった「派手」な業種は、実に「潰しが利かず」、ガテン系のように「地味」な業種は実に

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  • 書評が悪くてすみません : 404 Blog Not Found

    2006年05月27日01:15 カテゴリ書評/画評/品評 書評が悪くてすみません これも書評がまだだった。 態度が悪くてすみません 内田 樹 失礼ながら、私にとってはじめて買う価値があったという内田である。 そして書評のしにくさもまた内田的である。 私に限らず、書評者にとって書評しやすいというのは、「主題がはっきりした」である。「日の品格」から「日共産党」まで、entry執筆時点でのAmazonの新書ランキングTop 10は、すべてそうである。タイトルを見ただけで、「何に関して書かれているか」がわかるである。 内田先生にも、こういう「主題がはっきりした」がないわけではない。たとえば「寝ながら学べる構造主義 」などがそうだ。これが実に退屈で、私は寝ながら構造主義を学ぼうとして眠ってしまった。これを教科書に使ったらその授業はさぞ寝心地がいいだろう。 ところが、先生のblogは

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  • 正しくなければ、死んではいけない : 404 Blog Not Found

    2006年05月19日01:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 正しくなければ、死んではいけない 光文社新書、次にあげるのはこちら。 「私」のための現代思想 高田明典 これはもう、「『おろかもの』の正義論」とあわせて読むしかない。 帯が、またすごい。 自殺には、「正しい自殺」と「正しくない自殺」がある なんと、「正しい」とは生きるときだけじゃなくて死ぬときにも必要だったっとは!? このオビで横面をひっぱたいてからの勢いがまたすごい。「現代思想」のタイトルに恥じず、ニーチェ、フーコー、ヴィトゲンシュタイン、レヴィナスがずんずん登場し、「世界劇場」「物語駆動装置」、そして「超越確実性言明」なんて言葉がどこどんふってくる。哲学のには珍しく図も頻繁に登場するが、むしろその図はわけわかめ度をさらに高めるがごとくきびしい。 しかし、なぜかそこから逃げる事もできずページをくくってしまうのは、「正し

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