〜採用チームに「スクラム」を導入したことで、新たなチャレンジが生まれ始めた。人事が陥りがちな「タスクに追われる」状態を改善した方法とは?〜 近年、アジャイル開発の手法をHRに転用した「アジャイルHR(※)」が注目を高めている。しかし、その運用は、未だハードルが高いのが現状ではないだろうか。 ※アジャイルHR:アジャイル開発の手法と同様、短い「計画と振り返り」のサイクルを繰り返すことで、改善スピードを高めるHRの取り組み。 「kintone」や「Garoon」などのチーム・コラボレーションツールを開発し、その自由な働き方でも注目を集めるサイボウズ株式会社。 同社の採用育成部でも、2018年の1月にアジャイル開発の一手法であるスクラムを導入したものの、運用がうまくいかず一旦中断する、という事態に陥ったそうだ。 しかしその後、部内の新卒採用チームのみでスクラム運用を継続。試行錯誤を重ねた結果、「