テレビ番組の視聴率などを調べる「ビデオリサーチ」(本社・東京都千代田区)は今秋から、録画した番組を見た際も測定する「タイムシフト視聴」実験調査の規模をさらに拡大した。DVDレコーダーなど録画機器の進化や普及、視聴形態の変化などに対応し、より精度の高い視聴の実態を把握するのが目的だ。今年はNHKの「あまちゃん」や、TBSの「半沢直樹」といったドラマの視聴率が話題になったが、数字を取り巻く環境は変わりつつある。 タイムシフト視聴調査は二〇一〇年一月から、一都三県の百世帯を対象にスタートし、一一年十月からは東京三十キロ圏内の百六十四世帯、一二年七月からは二百十三世帯に増やした。今年十月からは一都六県の三百世帯に拡大して、デジタル録画機器を保有していない世帯も含め、無作為で選んでいる。 番組を再生して視聴した場合、その音声を圧縮したデータが同社に送られ、同社が保管している各局の番組の音声と照合して
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