inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 改ざんが発覚したディオバンの臨床研究の結果をうたったノバルティスのニュースリリース。今はホームページから削除されている Photo by Takeshi Yamamoto ディオバン論文問題は、最悪の方向に向かっている。 スイスの大手製薬会社、ノバルティス ファーマの降圧剤「ディオバン(一般名:バルサルタン)」について同社社員(当時、現在は退職)が、京都府立医科大学、東京慈恵医科大学、滋賀医科大学、千葉大学、名古屋大学の5大学の医師主導の臨床研究に、関与していたことが発覚、論文の信用性に疑いが生じているのだ。 この社員は、5大学いずれの臨床研究でも、製薬会社の身分を開示せず、非常勤講師だった大阪市立大学の肩書でデータ
![論文効果で300億~400億円販売上乗せ!?改ざんで問われるノバルティスの説明責任](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ecf3e022f70a06f01ff76bcfb042e1c4bbf909aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F9%2F-%2Fimg_39e59e14da45e0b07532c119f343048a664159.jpg)