岡田斗司夫新刊。すでに話題となり、また批判的な反論などもでている同書ですが、ここはひとつ、オタク文化にほとんど関心がないわたし、オタクではないわたしが第三者的にテキストを読み、おもったことを書いてみたい。わたしは岡田のテキストが好きで、今までもたのしく読んできているのですが、だからといって、彼の提唱するオタク文化を勉強しようとはあまりおもわない*1。むしろ、岡田の視点や切り口がおもしろくて好きなのだとおもう。 みずからを「オタクだ」と認識する者にとっては、なかなか判断がむずかしいテキストかもしれない。読む前から、偏ったフィルターがかかってしまう可能性もある。また「死んでいる」というフレーズの強さもある。しかしテキストをじっくりと読めば、岡田はべつに「今のオタクはなっとらん」といったイージーな若者批判をしたいわけではないということがわかる(おそらくこのあたりが誤解のもとだ)。彼は、オタクと現
まず、この人事雇用の連載、じつは末尾にまとめを記載したmkusunok氏とsteam_heart氏のワーキングプアについての議論につられて違うところから書き始めて、若干遅れつつも、やっと追いついた次第だ。 というわけで、前回は書評を書いたワーキングプアについて、私が思うところを書いてみようと思う。まずは、mkusunok氏とsteam_heart氏のトラックバックの応酬の議論の中でも若干ブレがあった、ワーキングプアの「定義」からいきたいと思う。 ワーキングプアの定義 ワーキングプアの定義は微妙だが、働く意思は強いが、良い仕事にありつけない。ありつける仕事は、長時間労働しても生活費にすらこと欠き、貯金や将来設計は全く無理というニュアンスだと思う。 微妙な位置づけで、ロスジェネ世代のフリーターを中心とした非正規雇用(派遣社員・契約社員・バイトやパート)が増加しているという問題があるが、程度の問
晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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