7月6日、新型コロナウイルスは日本の雇用流動性の低さを浮き彫りにした。都内 で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato) [東京 6日 ロイター] - 新型コロナウイルスは日本の雇用流動性の低さを浮き彫りにした。打撃を受けた業種で人員に余剰感が出る一方、人手が足りない業種への労働移動は鈍い。政府は転職・就業支援策を拡充しているものの、必ずしもマッチングがうまくいっていないケースもある。専門家からは失業者をなるべく抑えようとする政府の施策が流動化を阻害しているとの指摘もあり、今後、成長産業へ人材シフトを進める上で課題となりそうだ。