[ 事件 index / 無限回廊 top page ] 新宿駅西口バス放火事件 1980年(昭和55年)8月19日午後9時過ぎ、勤め帰りのOLや、ナイターを見た親子ら30人が、西口のバスターミナルの京王帝都バス、新宿発・中野行きバスに乗車して発車するのを待っている間の出来事だった。 中年の男が火のついた新聞紙と4リットルのガソリンが入ったバケツを後部座席に向かって投げ込んだ。火はまたたく間に車内に広がり、乗客が逃げ惑う惨状となった。後部座席に座っていたため、まともにガソリンをかぶった3人は全身火だるまになり座席に座ったまま焼死。 これによって、6人が死亡、14人が重軽傷を負うことになった。 犯人は現場から立ち去ろうとするところを通行人に取り押さえられた。住所不定の建設作業員の丸山博文(ひろふみ/当時38歳)であった。 1942年(昭和17年)、丸山博文は、北九州市で5人兄弟の