iPSで精子 初のマウス誕生 8月5日 4時33分 体のあらゆる組織や臓器になるとされるiPS細胞から精子を作りだし、卵子と体外受精させてマウスを誕生させることに京都大学の研究グループが世界で初めて成功しました。不妊症の原因解明などにつながると期待されています。 この研究を行ったのは、京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授の研究グループです。研究グループでは、オスのマウスの体の細胞からiPS細胞を作りだし、特殊なタンパク質を加えて精子や卵子のもとになる「始原生殖細胞」に変化させました。そしてこの細胞をオスのマウスの精巣に移植したところ、10週間ほどで精子が作られ、卵子と体外受精してマウスを誕生させることに成功したということです。iPS細胞から正常な精子が作られたのも、その精子を使って生命が誕生したのも世界で初めてで、斎藤教授は「生殖細胞が作られるメカニズムや、不妊症の原因の解明につなげたい
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