印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「市場に新製品が投入された場合、日本と他国では新製品の購入動向が大きく違っている。他国では、企業全体で製品を入れ替えることはしなくとも、一部でまずは新製品を使ってみる傾向が強い。一方、日本ではたいてい新製品が出ても他国より数年遅れて導入するケースがほとんどだ」。日本IBM 専務執行役員 システム製品事業担当の薮下真平氏は、同社のシステム製品事業方針説明会にて、日本企業の新製品導入の遅れを指摘した。 薮下氏によると、日本企業は他国に比べ、古いシステムが残っている比率が極端に高いのだという。「日本企業には、3〜4世代前のテクノロジが数多く生き残っている。欧米企業であれば、せいぜい2世代前のテクノロジが残っている程度だ。特に競争の激しい産業で