ソフトバンクの定時株主総会が24日午前、東京都千代田区の東京国際フォーラムで始まった。5月まで携帯純増数で14カ月連続でトップを守るなど業績は好調で、孫正義社長は「業界3位にもかかわらず利益でKDDIを上回り、利益率ではドコモをも上回り、業界ナンバーワンになった」と胸を張って株主に報告した。 携帯の電波がつながりにくいとの株主からの質問については、「ゴールデン周波数帯といわれる800メガヘルツ帯を持っているかどうかのハンディキャップは大きい」と強調。700~900メガヘルツの新しい許認可は現在、申請の手続き中だが、孫社長は「来年正式に許認可が降りたならば、1兆円の設備投資と合わせ、電波が届きにくい汚名を晴らしてみせる」と株主の前で誓った。 業績を牽引(けんいん)しているスマートフォン(高機能携帯電話)についても触れ、米アップル社製のiPhone(アイフォーン)の新規購入者の女性比率が53%