Androidアプリケーションとアイデアのコンテスト「Android Application Award(A3、エーキューブ) 2013」の決勝プレゼン&表彰式が2013年6月27日、開催された。候補作5作品の作者が決勝プレゼンを行い、大賞にデンソーの「NaviCon」が選ばれた。最終ノミネート作品の中から各賞が発表された。 A3は、Androidを活用したサービスやアプリケーションのコンテスト。2010年に第1回の「A3 2010 Spring」(関連記事)を開催し、今回が4回目となる。2011年には、特別企画として復興支援をテーマとした「A3 Together」(関連記事)も開催している。 A3 2013の審査員は日本Androidの会 丸山 不二夫氏、ウォーターデザイン取締役 坂井 直樹氏、Google API Expert (Android) 安生 真氏、ソニーモバイルコミュニケー
NTTドコモは2013年6月26日から28日まで中国・上海で開催されている「Mobile Asia Expo 2013」に昨年に続き出展、日中韓のNFC相互利用やM2Mといった展示のほか、中国版の「dゲーム」や参考出展されていたオムロンヘルスケアの3G通信モジュールを組み込んだ血圧計など、上位レイヤーのサービスで注目を集めていた。 中国版のdゲームは、マルチキャリア対応の日本のdゲームとは異なり、中国移動通信(チャイナモバイル)のアプリマーケット内で展開するゲーム配信サービスの一つ(写真1)。ディー・エヌ・エー(DeNA)のゲームプラットフォームである「mobage」などと並ぶ位置付けのサービスである。日本のゲームコンテンツの中国への展開を後押しするもので、2013年3月26日から提供している。 展示ブースではdゲームをデモするだけでなく、同社がビデオや電子書籍など様々なコンテンツをマーケ
写真●COMPUTEX TAIPEI 2013期間中に行われたセミナー「COMPUTEX TAIPEI Nikkei BP FORUM」 米フォード・モーター、ソニー、NECという事業領域が異なる3社が「ICTによる変革」をテーマに講演を行った。COMPUTEX TAIPEI 2013期間中、2013年6月6日に行われたセミナー「COMPUTEX TAIPEI Nikkei BP FORUM」での講演である(写真)。 フォードは、2012年からCOMPUTEXに初出展、今回が2回目の参加になる。パソコンを中心としたCOMPUTEXへの自動車開発企業の出展は極めて異例である。「フォードは単にクルマの会社だけではなく、技術の会社だ」として、ICT技術を活用した“賢いクルマ”への投資に積極的である姿勢を強調した。 外部のICT企業やソフト開発者との連携にも積極的である。米マイクロソフトとは、音声
幕張メッセで開催中のネットワーク技術の展示会「Interop Tokyo 2013」の併設イベント「スマートデバイスジャパン 2013」。2日目となる6月13日には、NTTドコモ マーケティング部 担当部長 戦略アライアンス担当である杉村領一氏が登壇し、同社のスマートフォンで採用を予定しているモバイルOS「Tizen」について語った。なお、杉村氏はTizen Associationのチェアマンも務めている。 ドコモがTizenを選んだ理由 杉村氏はまず、現在のスマートフォンの動向について説明した。杉村氏によれば、今日のスマートフォンにいたるまでの大きな動きは、1999年にドコモがiモードを提供してから始まっており、携帯電話上でインターネットを使えるiモードの存在が、世界的に大きなブレイクスルーになったという。さらにドコモは、AndroidなどのベースにもなっているLinuxを携帯電話にいち
NTTは2013年6月12日(現地時間)、米国ボストンで開催されたイベント「Red Hat Summit 2013」(関連記事1、関連記事2、関連記事3)で「Migrating Oracle WebLogic to JBoss Enterprise Application Platform at NTT group」と題して講演、NTTグループでのWebLogicからJBossへのJavaアプリケーションサーバー移行事例を紹介した。移行支援ツール「TUBAME」を開発し工数を約40%削減。TUBAMEは2013年夏にもOSSとして公開する計画という。 講演したのはNTT OSSセンタ 主査 浦野将人氏とレッドハット JBoss事業部 JBossコンサルタント 山田義和氏。NTT OSSセンタは、NTTグループでOSS導入に際しての研究開発やサポートを行っている組織。OSSの利用だけでなく、
企業のセキュリティ責任者/管理者の支援を狙った日本CISO協会が2013年6月10日、第1回ユーザーフォーラムを開催。本格的に活動を開始した。代表理事を務める佐々木慈和氏(写真、NANAROQ社長)は「2014年度までに世界水準のセキュリティ人材を育成するための支援体制を作る」と語る。 日本CISO協会は「ユーザーによるユーザーのための組織」(佐々木氏)。ユーザー企業でセキュリティ関連の責任者や管理者を務めるメンバーを会員として想定している。6月10日現在で、グローバルダイニング、ソフトバンクテレコム、東京海上日動システムズ、日興アセットマネジメント、日本たばこ産業、日本郵政、リコーロジスティクスなど約30社が参加している。協会の設立は2010年だが、2013年2月に一般社団法人の認可を受けたのを機に、本格的な活動に向けた体制を整備した。 CISOはChief Information Se
朝日新聞社とマサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボは6月3日、メディアの未来像をテーマとしたシンポジウム「メディアが未来にできること」を開催した。 ソーシャル時代に求められる「マスメディア」とは 冒頭に登壇した朝日新聞社 代表取締役社長の木村伊量氏は、ITの劇的な発達により、産業からコミュニケーションの様相までが一変したと説明。マスメディアに情報が集中する時代からソーシャルメディアが力を持ち、誰もがメディアになる時代に変化していく中で、マスメディア自体にも変化が必要だとした。 同社では2011年にこれまでの「asahi.com」を「朝日新聞デジタル」としてリニューアル。2013年5月には「ハフィントン・ポスト」日本版を開始。さらには6月末に読者参加型のメディアラボも開始するという。 朝日新聞社では、これら一連の取り組みや今回のシンポジウムなどを通じ、テクノロジーによってこれからのメデ
「もはやクラウドはすべてのものを接続している。顧客との関係もクラウドの中にある。それがソーシャルネットワーキングということ。クラウドとソーシャルを前提として、きちんとしたCRM(顧客関係管理)の企業戦略を打ち立てるべきだ」---。 ガートナー ジャパンが2013年5月27日~28日に都内で開催したイベント「ビジネス・インテリジェンス&情報活用 サミット 2013」で、米ガートナー リサーチ リサーチ ディレクターのガレス・ハーシェル氏(写真)は、「2020年までのトップ・トレンド」と題した基調講演に登壇。クラウドコンピューティングやソーシャルネットワーキングの登場でCRMがどのように変わってきて、今後どのように変わっていくのかを概観した。 ハーシェル氏は、CRMにとって2020年までに気を付けなければいけない大事なトレンドとして10項目を挙げた。(1)経済、(2)グローバル化、(3)セルフ
写真3●米Twitterの東アジア地域を統括する近藤正晃ジェームス氏(右)と、ディー・エヌ・エー(DeNA)の創業者である南場智子取締役(左) 2013年5月28日、都内で開かれた米日カウンシルが主催するシンポジウムで、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長と、米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼CEOが講演した。同日開催の自社イベントのために来日中であるベニオフ会長は、午前に自社講演をこなし(関連記事:顧客本位の「カスタマーカンパニー」目指せ、セールスフォースがイベント開催)、午後にシンポジウムに駆け付けた。 基調講演のテーマは、日米両国の次世代リーダーの育成やグローバル化への対応。柳井社長は時折英語を交えながら、「当社はグローバル1の全員経営を推進中だ。全社員がオーナーのつもりで仕事をしている。世界の人々の大半が住む環太平洋地域は、これからもっと成長する市場。我々は
韓国Samsung Electronicsは来月、英国で新製品発表イベント「Samsung Premiere 2013」を開催する。複数の米メディア(CNN、SlashGear、AppleInsiderなど)が、現地時間2013年5月27日に報じた。同イベントでは、「Galaxy」と「ATIV」シリーズの新モデルが発表される見通し。 同日Samsungが開設したティーザーサイトでは、発表予定と思われる製品の部分画像が掲載されている(写真)。 Galaxyは同社を代表するAndroidベースのモバイル端末ブランドで、4月27日に発売された「GALAXY S4」は1カ月未満で世界販売台数が1000万台を突破した(関連記事:Samsung、「GALAXY S4」が発売1カ月未満で1000万台販売を達成)。 ATIVは「Windows 8」「Windows Phone 8」を採用したブランドで、ノ
口コミマーケティングの業界団体WOMマーケティング協議会(WOMJ)によるカンファレンスイベント「WOMマーケティングサミット2013」が、5月27日に六本木ヒルズ森タワーのアカデミーヒルズで開催された。イベントでは講演やパネルディスカッションを通じて、国内外の口コミマーケティングの事例や研究内容などが紹介された。 午前中のキーノートスピーチでは、PRコンサルティング企業エデルマン・ジャパンのデジタル領域担当者であるAlex Erasmus氏が登壇。海外企業を中心とした事例を紹介しながら、口コミマーケティングにおける“ストーリー”の重要性について語った。 ソーシャルメディアやオウンドメディア(自社メディア)の登場によって、企業の情報発信の手法は多様化している。一方で、個人がインプットできる情報量は限られており、発信される情報が増えるほど、かえって消費者に企業のメッセージが届きにくくなるとい
サイバーエージェントは5月28日、同社が運営するPC向けソーシャルゲーム「ピグワールド」にて、リアル店舗への誘導を促進するO2O広告商品「ピグワールド公式アカウント」の販売を開始した。 ピグワールド公式アカウントによって、ピグワールドの利用者は、自身の街に企業のバーチャル店舗を建設できる。企業はそのバーチャル店舗を通じてクーポンをプレゼントすることで、リアル店舗への誘導が可能となる。 導入事例の第1弾となるのはローソン。ピグワールドの利用者は、自身の街にローソンのバーチャル店舗を設置し、そこではたらくピグとも(友人)にローソンの制服を着させることができる。 また、ローソンバーチャル店舗を通じて、ローソン店頭で使用できるクーポンを取得できる。まずは、6月4日より「ウチカフェスイーツ プレミアムロールケーキ 各種 30円引き」のクーポンを発行する。ローソンとの取り組みは5月28日~8月19日の
写真2●Open Compute Project FoundationのCOO(最高執行責任者)であるコール・クロウフォード氏 サーバーなどのハードウエアの設計図や仕様のオープンソース化を推進する団体、米オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP)が2013年5月27日、東京都内で開発者向けのイベント「Open Compute Project Engineering Workshop」を開催した(写真1)。OCPを主導する米フェイスブックのエンジニアなどが来日し、サーバーラックの新仕様などを説明した。 OCPは、フェイスブックが2011年4月に開始したプロジェクトで、2011年10月には運営団体としてOCPファウンデーションが設立されている。当初はフェイスブックが自社設計したサーバーやラック、電源装置や冷却設備などの設計図をオープンソースとして公開していた。現在はそれらに加えて、ストレー
Evernoteは2013年5月24日、同社が主催するアプリコンテスト「Evernote DevCup 2013」のワークショップを開催した。このワークショップにはヤマハが協力。「Inspire yourself with Music」をテーマに、楽器や音楽とテクノロジーを組み合わせた新しいアプリの世界を約100名の参加者とともに探り、アイデアを出し合った。 イベントの冒頭でエバーノート日本法人の外村仁会長は、「今回のイベントは、異業種格闘技。まったく別の業種と組み合わせることで、新しい発想が生まれる。実際、1月にクルマをテーマに開催したハッカソンでは、素晴らしいアイデアが生まれた」と紹介(写真1の右、参考記事:「ITと異業種の化学反応で新サービスを生み出せ」、“異種格闘技ハッカソン”開催)。今後も「Evernoteでは、さまざまな業種とのコラボレーションを計画している」(Evernote
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く