『浦島太郎』の続きだよ! まさか女房さんが○○だったなんて!!! 国立国会図書館デジタルコレクション - 御伽草子. 第21冊 (浦嶌太郎) 【原文】 仰せけるは、 「三年《みとせ》が程は、鴛鴦《ゑんわう》の衾《ふすま》の下に比翼の契りをなし、片時も見えさせ給はぬさへ、「とやあらん、かくやあらん」と心を尽くし申せしに、今別れなば、また何時《いつ》の世にか会ひ参らせ候ハんや。 二世の縁と申せば、仮令《たとひ》この世にてこそ夢幻の契りにて候《さふらふ》とも、必ず来世にては一つ蓮《はちす》の縁と生《む》まれさせ御座《おハ》しませ」 とて、さめ/゛\と泣き給ひけり。 又、女房申しけるハ、 「今は何をか包み候べき。 自らハ、この竜宮城の亀にて候が、ゑじまが磯にて御身に命を助けられ参らせて候。 その御恩に報じ申さんとて、かく夫婦とハなり参らして候。 また、是《これ》は、自ら 【くずし字クイズの答え】