第71回菊池寛賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が1日、東京都内で開かれ、受賞した東京新聞(中日新聞東京本社)社会部の小沢慧一記者(38)が、正賞の置き時計と副賞の100万円を受け取った。 報道機関の受賞で単独の記者が選ばれるのは44年ぶり。本紙の受賞は3度目。「30年以内に70〜80%という南海トラフ地震の発生確率が、水増しされた数字であり、予算獲得などのために科学がゆがめられている実態を、丹念な取材で明らかにした」と評価された。
「わかっちゃいるけどやめられない…」江戸川競艇勤務の職員が舟券購入か、書類送検へ 不祥事続きの競艇界に国交省が指導 ボートレース江戸川(江戸川競艇場、東京都江戸川区東小松川3)に勤務していた同区の男性(64)が在職中に舟券を買ったとして、警視庁が男性をモーターボート競走法違反(舟券購入の禁止)の疑いで近く書類送検することが、捜査関係者への取材で分かった。最低額(1口100円)での小口購入を繰り返すなどし、利益はほとんどなかったが、2年間で約2万口230万円分を買ったという。 同庁小松川署によると、男性は競艇を実施する一般財団法人「モーターボート競走会」(東京)の江戸川支部職員。競艇に関して規定する同法では、競技の透明性を保つためなどから職員や選手が舟券を購入することを禁止している。
料理酒は、料理をおいしくするために加えるお酒のこと。いわば引き立て役で、脚光を浴びることの少ない調味料かもしれません。「キッコーマン食品」(東京)で商品企画・開発を担当する平岡洋太さん(37)に、その効果を聞きました。 魚や肉に絡めたり、漬けたり、煮汁に入れたりして使うことが多い料理酒。「含まれている有機酸や、不快なにおい成分を一緒に揮発させるアルコールの効果で、食材の臭みを消してくれます」 さらに、アミノ酸やコハク酸も含まれているため、うまみやこくが増すほか、煮崩れを防ぎ、味をしみこみやすくする効果もあるといい、「縁の下の力持ち」と平岡さん。独特の香りを楽しみながら飲む「日本酒」とは目指すところが異なり、同社の料理酒では「食材そのものの風味が生きるように」と、酒の香りをあえて抑えているそうです。 使った効果を感じやすい料理の代表格は「アサリの酒蒸し」。魚介類にたっぷりと使うことで「臭みが
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)システムで取得した2人分の個人情報を漏えいしたとして、警視庁捜査2課は5日、住民基本台帳法違反の疑いで東京都杉並区職員の市川直央容疑者(32)=同区=と、友人の住所不定、職業不詳佐々木洋樹容疑者(34)を逮捕した。 捜査2課によると、2人は10年ほど前からの友人で、市川容疑者は2018年以降、20人以上の個人情報を取得して佐々木容疑者に漏らしたとみられる。佐々木容疑者は暴力団関係者に人捜しを頼まれ、市川容疑者に取得を依頼したという。 逮捕容疑は昨年4月と今年2月、区民課主事として住基ネット業務に従事していた市川容疑者が専用端末を操作し、都外に住む男女計2人の住所などを取得して佐々木容疑者に漏らした疑い。捜査2課は両容疑者の認否を明らかにしていない。
「僕自身に足りないものは技術や努力などではなく、プロとしての自覚だということに気がつきました」。2月26日から4カ月間の出場停止処分を受けた峰竜太選手(37)が、交流サイト(SNS)に掲載した謝罪文でこう記した。峰選手は昨年まで7年連続最高勝率を記録し、2018年と20年には賞金王を獲得。名実ともに現役トップ選手だ。 峰選手は、ボートレースの予想を生業とする人間と金銭のやりとりをしていたために処分を受けた。個人的に主催するオンラインゲームのイベントでSNSで協賛を募った際、予想業者が出した協賛金を受け取っていた。すぐに返金したというが、公営ギャンブルの選手が利害関係者から金銭を受け取るのはご法度。スター選手の不祥事で業界に衝撃が走った。
東京地検特捜部で8月にあったぼやで、現場から見つかった書類に変造された痕跡が残されていたことが27日、関係者への取材で分かった。ぼやがあった部屋で勤務していた検察事務官が関与したとして内部の処分を受けたが、ぼやとの因果関係はないという。 ぼやは8月12日、東京・霞が関の中央合同庁舎6号館9階にある特捜部の検事執務室で発生。封筒などが燃えたがすぐに消火されてけが人はなかった。7月16日にも10階の特捜部の部屋でぼやがあり、スプリンクラーが作動して計8フロアが浸水し、複数の部屋の天井板が落ちる被害が出た。 関係者によると、変造されたのは民間企業に捜査照会した回答書の写し数十枚のうちの一部で、印影をコピーして自分で貼り付けていた。事務官は7月は10階、8月には9階で勤務しており、その後、別の部署に異動になった。
麻生太郎財務相は21日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染症対策について、「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか」と述べた。政府がこれまで国民に求めてきた行動制限の議論に、副総理が疑問を投げかけた形となる。 【関連記事】麻生財務相、コロナ「曲がりなりにも収束」発言を釈明…「傾向申し上げた」 記者から、新型コロナによる緊急事態宣言が今月末での解除が検討されていることを問われると、「これは医者に聞かなくっちゃねえ」としつつ「医者のいう話もころころ変わってよくわからん」と、感染症対策に取り組む専門家を批判。 「感染症の大家と称する方々をいろいろ集めて話を聞いているが、大家の人の話だと45万人亡くなると新聞に書いてあった。今、(死者が)1万6千人くらいだと思いますんで、だいぶ外れてるんじゃないか」
国民への弾圧は許し難い。旧ソ連のベラルーシでルカシェンコ大統領が政権に居座り恐怖支配を続けている。ルカシェンコ体制を支える隣国ロシアの責任は重い。 一年前の大統領選での不正に怒った市民の反体制デモ=写真、タス・共同=を、ルカシェンコ氏は力で抑え込んだ。人権団体などによると、三万人以上が一時拘束され、今も六百人余が投獄されている。治安当局による拷問も横行しているという。
愛知県の大村秀章知事のリコール活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の女性秘書が、署名提出期限直前の昨年10月下旬~11月上旬、名古屋市内の公共施設で、押印のない大量の署名に指印を押す不正に関与した疑いがあることが、複数の関係者への取材で分かった。 高須氏は本紙の取材に「私は全く知らなかった。本人に確認したところ『田中さんから指示されて悪いことをしてしまった』と話していた。厳しく注意した」と話している。代理人を通じて女性秘書に取材を申し込んだが回答はなかった。 関係者によると、11月4日の署名提出期限直前の数日間、名古屋市内の生涯学習センターなどで、集まった署名を自治体別に仕分けする作業が行われた。一部のセンターでは、佐賀市でアルバイトが偽造したとみられる同一筆跡の署名が運び込まれ、事務局長の田中孝博容疑者の指示で、押印のない署名に指印を押す不正が行われ、高須氏の女性秘書も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く