警察庁によると、同期入社などの仲間内だけで情報共有する「グループメールサービス」に紛れ込んで、標的にする手口が新たに判明。スマートフォンをウイルス感染させて情報の抜き取りを狙った手口も見つかった。同庁は「攻撃はさらに巧妙化している」と注意を呼び掛けている。 ――なりすまし型 同期入社の社員を装って攻撃を仕掛けた形跡が見つかったのは先端技術を持つ企業。同庁は、攻撃者がネット上に開設された、情報共有が目的の五つの「グループ」に加入していたことを突き止めており、所属メンバーの個人情報を収集して標的を計画的に選定していた可能性が高い。 グループは同期同士の飲み会の連絡などに使われ、グループの管理者がよく確認せずに攻撃者の加入申請を承認していたとみられる。攻撃者はその後、グループ所属のメンバーに似たメールアドレスを取得。狙いを定めた他のメンバーにウイルス付きのメールを送っていたとみられ、同庁では「な
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