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古書に関するtsysobaのブックマーク (326)

  • 読書愉楽2021 | daily-sumus2

    新刊はアガンベンと『日月両世界旅行記』のみ。それらの他は七〇円〜二百円で求めたもの。例外は『書物を焼くの記』五〇〇円。しかしその価値はあった。日中戦争下、日軍に占領された上海での知識人の暮らし振りを描いたエッセイ群で、表題作は占領軍に摘発されそうな書物や手紙類を泣く泣く焼いたことを指している。 《わたしたちは、敵が一軒ごとに、やさがしをするといううわさ[三文字傍点]をきいた。一、二冊のや新聞をもっていたためにつかまった、といううわさ[三文字傍点]をきいた。それから、無数のおそろしい、奇怪な、悲惨なはなしをきいた。 ひとびとは妙にいらだってきた。「書物」のあるひとは、とくにそうだった。かれらは書物のゆえにこそ、わざわいをおそれ、そうかといって、捨てるにもしのびなかった。それとて、売りもならず、ーー売りにだしたって買おうというものもなかったろう、ーー友人たちは、毎日、にむかって、ためいき

    読書愉楽2021 | daily-sumus2
    tsysoba
    tsysoba 2021/12/22
    『書物を焼くの記』からの引用が胸を打つ。
  • 奥平晃一さん追悼 | daily-sumus2

    田村書店の奥平晃一氏が亡くなられたということを Twitter の投稿を見て知った。神保町へ行くとまずこの店の店頭へ駆けつけたものだ。ただし小生など滅多に神保町に行かないし、ましてや店内に入ったことなど数えるほどしかない。名物店主と言っても失礼にはならないだろうと思うが、ご主人とお話ししたことももちろんない。神田の古書会館で、ある即売会のとき、無礼な客を叱りつけている姿をごく間近でお見かけしたことがあるくらいだ。そのときは、さすがだなあと妙に感心した。体調がすぐれないという噂は二〇一七年に上京したときに耳にしていたので気にはなっていたのだが。ご冥福をお祈りしたい。

    奥平晃一さん追悼 | daily-sumus2
  • 東京 神田神保町の古書店 約9割が休業継続 新型コロナ | NHKニュース

    新型コロナウイルスの感染拡大は、古書店にも大きな影響を及ぼしています。世界有数の古書店街として知られる東京の神田神保町ではおよそ9割の古書店が先月から店を閉めていて、経営が厳しさを増しています。 神田古書店連盟によりますと、神田神保町では、130ほどある古書店のうち、およそ9割が先月の緊急事態宣言のあと店を閉めているということです。 ふだんは週に5日開かれている古書の市場も1か月以上、開かれておらず、12日も多くの店のシャッターが下りていて、人通りはまばらです。 休業や自粛の対象になっていない100平方メートル以下の小規模な古書店も、従業員の健康を守ることなどを理由に休業を続けている店が多いということです。 神田古書店連盟の会長、矢口哲也さんも先月16日から店を閉め、古書店の組合で運営しているインターネットサイトを通じて販売を続けています。 先月の売り上げは去年の同じ月の半分以下になったう

    東京 神田神保町の古書店 約9割が休業継続 新型コロナ | NHKニュース
    tsysoba
    tsysoba 2020/05/12
    「神田神保町では、130ほどある古書店のうち、およそ9割が先月の緊急事態宣言のあと店を閉めている」か…。
  • 本の街、今やシャッター通り…高齢者多く9割が自主休業

    【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都など7都府県に発令された緊急事態宣言から28日で3週間。休業要請の影響で多くの施設や店舗の経営が厳しさを増す中、古書店や映画館といった「文化の現場」も窮地に陥っている。医療や小

    本の街、今やシャッター通り…高齢者多く9割が自主休業
    tsysoba
    tsysoba 2020/04/29
    「日本の古本屋」 https://www.kosho.or.jp/ にも触れて欲しかった気が…。
  • 日本の古本屋 / 第8回 神保町のオタさん 「本のすき間」を探るひと(後篇)

    授業よりも超能力やUFOのサークル活動に夢中だったという「神保町のオタ」さんは、大学卒業後、京都で就職する。入社してしばらくは忙しかったことから、SF関係からは離れていたという。 「それでも、栗薫の『グイン・サーガ』シリーズは読み続けていましたね。ヒロイック・ファンタジーが好きなんです」 オタさんが格的に古屋通いをはじめたのは、30代に入った頃だった。当時、神保町には『SFマガジン』のバックナンバーを揃えている古屋があり、上京するたびに買いに行ったという。その際、すずらん通りにあった〈書肆アクセス〉に入った。地方・小出版流通センターが直営する書店で、地方出版やミニコミを扱っていた(2007年に閉店)。ここで古好きのための雑誌『彷書月刊』を見つける。毎号、ユニークな特集を組んでいた。 「私が買ったのは、『サンカの・その世界』という特集の号でした(1990年9月号)。それから毎月買

  • 中国研究者に愛された代々木の老舗書店が閉店 90歳店主が残したもの

    がびっしり、カバンを持って入れない 「どこにもないばかり」中国人研究者も驚く 大量のは閉店後、どこへ… 東京・代々木にある中国書専門店「東豊書店」が6月末、ひっそりと閉店しました。1964年に開店して以来55年。中国研究者だけでなく、中国の書物を愛する多くの人たちから惜しむ声が相次いでいます。(朝日新聞国際報道部・今村優莉) カバンを持って入れない JR代々木駅の改札を出て右側に進むこと約20歩。周囲の発展からそこだけ取り残されたかのような、古ぼけた8階建てのビルが目の前に飛び込んできます。 いまにも朽ちかけてしまいそうな外観から、ネットではかつて香港にあったスラム街、「九龍城砦」に見たてて「代々木の九龍城」などと呼ぶ人もいます。 この建物の正式名称は「代々木会館」。8月に取り壊しが決まっています。このビルの3階に、最後まで残ったお店として「東豊書店」はありました。 階段を上っていく

    中国研究者に愛された代々木の老舗書店が閉店 90歳店主が残したもの
  • 町田の「高原書店」閉店 45年の歴史に幕

    町田の古書・古店「高原書店」(町田市森野1)が5月8日、閉店した。同店フェイスブックページで明らかにし、同日、東京地方裁判所で破産手続き開始の決定がされている。 同店は1974(昭和49)年、町田初の古書店としてオープン。数回の店舗移転で売り場面積を拡大しながら、相模原市や横浜市、新宿区などに支店を出店。1985(昭和60)年の小田急町田駅前のPOPビルへの店移転では「大型古書店」として注目された。 古書販売に加えて、目録を兼ねた冊子の発行や店内の美術サロンを地元美術家の発表の場として提供。八木義徳さんや遠藤周作さん、桜田常久さんなど町田ゆかりの作家との交流もあったという。直木賞受賞作家の三浦しをんさんは大学卒業後、同店でアルバイトした。 現店舗には2001年に移転。もともと学習塾だった店舗の面積は約700平方メートル。1階~4階の各教室にジャンル別にを収容。廊下に設置した棚で白州

    町田の「高原書店」閉店 45年の歴史に幕
    tsysoba
    tsysoba 2019/05/09
    簡単に店の歴史についても紹介。知っているのはPOPビル以降だなあ。
  • 河野書店NEWS:先駆者の店

    2019年05月09日 先駆者の店 昨日8日は定例理事会でした。午前10時半からの会議はいつもより議題が少なく、1時間ほどで終わったのですが、そのあとでいくつかのトピックについて話し合いました。 ひとつは来年4月に東京組合が担当する全古書連総会についてです。ホテル事情が逼迫しているため、今から手配しても早すぎることはないとのことで、担当理事から現状報告を受けました。 他のひとつが町田の高原書店さんについてでした。昨日の会議の時点では、どうやら長いこと店を閉めておられるらしいという程度の情報しかありませんでした。 必要があって、何度か組合事務局から連絡をとろうとしたが、とれなかったと聞きました。ただごとでない気配はありましたが、事情が分からなければ対応もできません。少し能動的に情報収集にかかろうと決めたところでした。 今回もまたネット経由で知ることになりました。昨夜遅く同店フェイスブックペー

    tsysoba
    tsysoba 2019/05/09
    町田の高原書店の「閉店」について。そんなことになっていたのか…。かつてよく通った店だけに、つらい。
  • 古文書 県外「流出」相次ぐ 真田信之関連の史料も | 信濃毎日新聞[信毎web]

    県内で作成、保管されていたとみられる古文書が古書店に売却されるなどして県外に「流出」するケースが相次いでいることが、県立歴史館(千曲市)の調査で分かった。調査を始めた2016年度に281件、ともに前年度との重複分も含めた17年度は290件、18年度は昨年12月時点で172件を確認。戦国武将真田昌幸の長男信之に関する文書など貴重な史料も含まれ、専門家は「地域の歴史の復元ができなくなる」と危ぶんでいる。 県外の主要な古書店十数軒から同館に送られる「目録」から県関連の古文書などを抜き出し、分析した。目録に掲載された店側の販売価格では16年度が総額7074万円、17年度は前年度の重複分も含め同4662万円、18年度は昨年12月時点で同4970万円。個人間の取引分や、近年増えているインターネット上の流通分は含まれておらず、さらに多くが流出している可能性が高い。 自宅の蔵などで眠っていた史料が目録に載

    古文書 県外「流出」相次ぐ 真田信之関連の史料も | 信濃毎日新聞[信毎web]
  • 日本の古本屋 / 江戸から伝わる古書用語6 江戸時代の本屋の終焉

    江戸時代の屋の仕組みはよくできていた。それを整えた屋仲間への信頼度も高く、安心して代々継承していた。業界への参入の門戸が広いために個人単位でも末端に入り込むことができた。 しかし、そうした体質は明治に入ると外堀を埋められるような形で変貌を余儀なくされてしまう。そこには現代に通ずる問題があるので私たちもじっくり考えなくてはならない。 江戸の仕組みは別の意味では進化しすぎていた。そこにどっぷりと浸かっていたため、新しい時代についていけなかった。明治に入ってもしばらくは江戸的な方法でやっていけたのだが20年もたつと周囲はすっかり変わってしまったのだ。 和装から洋装へ、木版印刷から活版へ、和紙から洋紙へと変わっただけではない。それまで屋仲間が自主的に行ってきた吟味は政府による検閲になり、古は鑑札制度と台帳の保存義務が厳密になって新と古が分離されていく。取次という専門卸会社ができて全

    tsysoba
    tsysoba 2018/09/10
    江戸時代の本屋のほとんどが廃業した「明治20年問題」について。
  • 高知県立大学蔵書の処分は適切だったのではないか|閻魔堂|note

    最善策ではないが、このような非難を受けるものではないのではないか?というのが私の考えです。 私自身、地方で10年以上古書店に勤めており、ここに上がっている書籍の大部分を扱った経験があるためこのトピックについて言及する資格があるのではないかと思い筆をとりました。 発端はこちら 「高知県立大学で蔵書3万8000冊焼却 貴重な郷土、絶版多数」 https://news.google.com/articles/CBMiK2h0dHBzOi8vd3d3LmtvY2hpbmV3cy5jby5qcC9hcnRpY2xlLzIwNzg1My_SAQA?hl=ja&gl=JP&ceid=JP%3Aja 高知県立大焚書 知の機会奪う 職員「移行へダイエット」 https://www.kochinews.co.jp/article/207844/ 高知新聞のかなりセンセーショナルな見出しにSNS等で「遂に大

    高知県立大学蔵書の処分は適切だったのではないか|閻魔堂|note
    tsysoba
    tsysoba 2018/08/18
    大学が混同(高知県立大学が正)されているが、複本に関する指摘は傾聴に値するような(ネット情報での代替には賛同しかねる点もあり)。なお、高知短大の30年史は実在してたら劇レアだけど40年史の間違いかな?
  • バリューブックスは本の新しい生態系を模索する

    ある程度、長いあいだを読んできた人ならば、一度や二度、蔵書の整理について思い悩んだことがあるはずだ。放置すればはどんどん増え、居住空間を圧迫する。床が抜ける心配をするほどではなくとも、このまま放置してはおけない、という局面に至るのは時間の問題である。なぜなら、日人は滅多にを捨てないからだ。 そのかわりにを「売る」人が増えた。 日の出版業界は1990年代半ばまで右肩上がりで成長しつづけた。その原動力は主に雑誌だったが、文庫や新書といった、いわば英米のペーパーバックに相当する廉価も読者の裾野を大いに広げた。20世紀後半は大量生産・大量消費の時代であり、出版をマスマーケットに向けたビジネスに変えたといっていい。 また日の文庫や新書、並装の書籍等は欧米のペーパーバックとくらべて印刷・造・用紙等の品質が高く、一度や二度読んだ程度では、ほぼ新品と同様である。こうして良質な過去の出版物

    バリューブックスは本の新しい生態系を模索する
    tsysoba
    tsysoba 2018/07/20
    新古書店の最新動向。既存のデータベースと照合できずに古紙回収に回ったものの中に、わずかながらも変な資料が混ざってそうで、そっちの方が気になってしまう。
  • 京都の「ろうじ」で古本市復活 15日から、12店舗が参加 : 京都新聞

    「14年ぶり」に古市が復活する京都文化博物館の「ろうじ店舗」(京都市中京区) 京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)にある江戸時代末期の京の町並みを再現した「ろうじ店舗」でかつて開かれていた古市が今月復活する。同館の開館30周年を記念した企画で、14年ぶり。京都の古書店12店が計6日間出店し、格子戸を背にした「路地」に古が並ぶ趣向が人気を呼びそうだ。 ろうじ店舗は、館内に酒屋や炭屋などの外観を再現しており、京料理やそば、伝統工芸品を販売する店が入っている。 テナントでつくる「ろうじ店舗博和会」が来館につなげるため、「ろうじの古市」として年2回開いていた。店舗の前の「路地」に棚を並べ、販売したという。同館によると、2004年春まで8年ほど続いたという。館の節目にあわせて復活が決まった。 「夏越の古書市」と題して、以前と同様の形で古を販売する。「前まつり」として15~17日、「後まつ

  • 長野)古本巡って酒蔵はしご 諏訪で6月くらもと古本市:朝日新聞デジタル

    tsysoba
    tsysoba 2018/06/04
    諏訪市でのイベント。酒蔵で試飲しながら古本市とか(財布に)危険すぎる。
  • 山形県図書館向かいの古書店人気 「コバンザメ商法」で健闘中 | 河北新報オンラインニュース

    約69万冊の蔵書を誇る山形県図書館(山形市)の向かいに古書店「紅花書房」がオープンし、地元の好きの人気を集めている。「図書館で借りて読んだが欲しくなった」「専門書を読んでみたくなった」など、客のニーズはさまざま。ネット販売の普及で経営環境が厳しさを増す中、大樹の陰に寄った「コバンザメ商法」で健闘している。 「紅花書房」は3月、自宅で古書のインターネット販売を手掛けていた庄子敏夫さん(69)が開店。在庫は店内に約2000冊、県内外3カ所の書庫に10万冊近く保管しているという。 店内は約20平方メートル。山形県ゆかりの作家の作品や各市町村史など地域関連書籍を手厚く取りそろえているほか、客から譲られた教育史や民俗学、美術など専門的なも多く並ぶ。 店を切り盛りする苅谷博さん(37)によると、客の多くは「図書館で借りて読んだが気に入り、返却後も手元に置いておきたい」と言ってを探しに来る人た

    山形県図書館向かいの古書店人気 「コバンザメ商法」で健闘中 | 河北新報オンラインニュース
    tsysoba
    tsysoba 2018/05/31
    「客の多くは「図書館で借りて読んだ本が気に入り、返却後も手元に置いておきたい」と言って本を探しに来る人たち」とのこと。なるほど。
  • “本のソムリエ”長浜に古書店  図書館長を20年の明定さん開店:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web)

    京都橘大特任教授を3月に定年退職した長浜市公園町の明定義人(みょうじょうよしと)さん(65)が、コレクションした自身の蔵書を終活のため市民に安く譲る古書店「六夢堂(りくむどう)」を、長浜市宮前町にオープンさせた。同市高月図書館長を20年間務めるなど好きの実績を生かし、来店者にを紹介。“のソムリエ”の活動が評判を呼んでいる。 明定さんは、二〇一三年三月に高月図書館長を定年退職。翌四月から五年間、京都橘大文学部特任教授として図書館情報学を教えてきた。長年の好きが高じて、これまで年間の書籍購入費は三十万円。大学を退職してからは、研究室にあった段ボール十五箱分のを長浜市内の自宅マンション物置に運び込んだため、兵庫県加古川市の実家にあるも含め、蔵書総数は三万冊にもなった。 自宅や実家に置き場所がなくなり、苦渋の選択として、一九八〇年代に発刊された単行や雑誌などを中心に、一部を販売するこ

    “本のソムリエ”長浜に古書店  図書館長を20年の明定さん開店:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web)
  • 川島小鳥×尾野真千子 『つきのひかり あいのきざし』 - 写真特集 - 朝日新聞デジタル&w

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    川島小鳥×尾野真千子 『つきのひかり あいのきざし』 - 写真特集 - 朝日新聞デジタル&w
  • お知らせ : 京都新聞

    File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

    tsysoba
    tsysoba 2017/12/12
    あるコレクションを残すというのはどういうことなのか、改めて考える契機に。
  • 出版状況クロニクル115(2017年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

    17年10月の書籍雑誌の推定販売金額は993億円で、前年比7.9%減。 書籍は473億円で、同5.2%減。 雑誌は520億円で、同10.3%減と2ヵ月連続の2ケタマイナス。 その内訳は月刊誌が406億円で、同12.6%減、週刊誌は114億円で、同1.3%減。 週刊誌のマイナスは17年で最小だが、月刊誌はコミックス、ムックの大幅な落ちこみによっている。 それらも作用し、17年の雑誌のマイナスは初めての2ケタ減が予測される。 最悪は16年の6.6%マイナスだったけれど、それどころではない雑誌状況を迎えようとしている。 返品率は書籍が41.0%、雑誌は44.5%と、双方がまたしても40%を超えてしまった。 10月は台風の影響もあり、他の物販やサービス業も大半が前年を下回っているので、書店の返品率は11月も高いはずで、雑誌の販売額マイナスはそのまま18年も続いていくだろう。 そして18年も続けて2

    tsysoba
    tsysoba 2017/12/02
    龍生書林の廃業についても言及。
  • 神戸新聞NEXT|総合|本愛した名物編集長は「神保町の生き字引」東京・神田

    福次郎さんの後を継いだ樽見博編集長(右)と折付桂子さんが、膨大な資料に囲まれながら誌面づくりを続ける=東京都千代田区神田小川町3 東京・神田神保町で古書を扱う八木書店(千代田区)。創業者の八木敏夫さん(兵庫県明石市出身、1908~99年)の弟、福次郎さんは「神保町の生き字引」と呼ばれた。経営手腕を発揮した兄とは違い、趣味の人。兄が起こした古書業界の動きを伝える月刊誌「日古書通信」の編集を70年以上続けた「名物編集長」だった。 日古書通信の創刊は1934年1月1日。創刊部数は千部。古書市場の相場速報などを掲載した。36年、業界組合から相場公表を禁じられたため、一般の愛好家向けに衣替えした。太平洋戦争中に雑誌統合の流れを受けて「読書と文献」と改題。戦争末期に休刊に追い込まれたが戦後、元の名前で復刊した。福次郎さんは、通算1000号を迎える9カ月前、2012年2月に96歳で逝った。を愛し、

    神戸新聞NEXT|総合|本愛した名物編集長は「神保町の生き字引」東京・神田