IBMとクックパッドで計6年間エンジニアを務めた女性が、これまでにない定食屋をオープンした。お手伝いすれば一食無料、カスタマイズオーダーも自在。飲食業界の型にはまらない経営が話題を呼ぶ。 未来食堂の店舗内部。一見普通の食堂だが、茶碗の数やおひつで各自がご飯をよそう仕組みなど、飲食業界では「ありえない」試みが満載だ これまでになかった形態の飲食店として、話題になっている定食屋がある。今年9月、東京は神保町のオフィスビルの地下にオープンした「未来食堂」だ。オーナー兼店主は、東工大理学部数学科卒で、IBMとクックパッドで計6年、エンジニアを務めた小林せかい氏。異業種ならではの新たな視点で、飲食店の常識を覆すようなサービスを提供している。 美容院や花屋と同じサービスを カウンター形式で12席の店構えは定食屋として一般的だが、独特なのはメニューだ。未来食堂のメニューは、日替わりでひとつだけ。しかしプ
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